芸能

迷言連発の「アッコにおまかせ!」があと2年は続くワケ

20150810wada

 和田アキ子の不適切発言が止まらない。冠番組の「アッコにおまかせ!」(TBS系)では宇多田ヒカルの出産報告に対して宣伝行為を疑ったり、ピース又吉直樹の芥川賞受賞作品「火花」については何も感じなかったと切って捨てるなど、辛口を超えた暴言を連発している。

 極めつけは、8月2日放送回でのコメントだ。結婚と芸能界引退を表明した山岸舞彩に関するクイズで、山岸のあだ名を「ムーミンでしょ?」と真顔で答え、共演者や観客を凍り付かせたのである。もはや暴言なのか迷言なのかすらわからないコメントには、和田の衰えを指摘する声もあがるほどだ。

 今年65歳を迎えた和田は、統計上はすでに立派な高齢者である。自慢の歌も近年は伸びやかさを失い、紅白歌合戦で過去のヒット曲を披露するたびに歌声の衰えを指摘されるようになっている。

 加齢による体力の衰えに加え、判断力の低下も見逃せない要素だ。とくに「アッコにおまかせ!」のような生放送番組では、とっさに次の言葉を探し出す判断力を求められる。だが和田の場合、コメントの良し悪しを一瞬で判断する瞬発力が衰えているのではないだろうか。

 そんな和田の衰えに引きずられたのか、視聴率も7%程度と低迷している。普通なら番組終了やテコ入れを検討しても不思議はないが、そうはいかない事情もあるのだという。

「1985年スタートの『アッコにおまかせ!』は、この10月で放送30周年を迎えます。その次に目指すのは、『笑っていいとも!』(フジテレビ系)の31年5カ月という記録でしょうね。つまりあと2年近くは、視聴率が下がろうがどうなろうが、意地で番組を続ける可能性があるのです」(テレビ誌ライター)

 普通なら、視聴率が下がればテレビ局の判断で番組打ち切りもあるはず。だが、「アッコにおまかせ!」の制作には、和田を看板タレントとして抱えるホリプロが絡んでおり、多数のホリプロ所属タレントも出演している。テレビ局とホリプロの関係を考えても、番組を簡単に終わらせるわけにはいかないのである。

 ともあれ、再来年にはひとつのヤマを迎えそうだが、よもや「東京五輪まで続ける!」と言い出さないか、不安に感じているスタッフもいるかもしれない。

(白根麻子)

カテゴリー: 芸能   タグ: ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
エスコンフィールドに「駐車場確保が無理すぎる」新たな問題発覚!試合以外のイベントでも恨み節
2
上原浩治の言う通りだった!「佐々木朗希メジャーではダメ」な大荒れ投球と降板後の態度
3
これも「ラヴィット!」効果…TBS田村真子アナ「中日×巨人で始球式」に続く「次に登板するアナウンサー」
4
日本人に大打撃!タイ政府「外国人締め出し」で長期滞在とビザ取得が困難に…そして口座凍結まで
5
ヤクルト・村上宗隆「上半身のコンディション不良」って何?「ポスティング移籍金」に影響するからと…