9月15日スタートの「おカネの切れ目が恋の始まり」(TBS系)。松岡茉優扮するヒロインが勤める会社の御曹司が、急逝した俳優・三浦春馬の役どころだ。その三浦扮する御曹司の元カノ役に、現役の宝塚歌劇団の娘役・星蘭ひとみが抜擢されて注目が集まっている。宝塚に詳しいライターがこう明かす。
「青蘭さんは、宝塚の中でも屈指の美貌を誇り、宝塚音楽学校に入学してきた時には、美女ぞろいの生徒たちの間でも『絶世の美女が入ってきた』と言われていたほどです。ファンの間では和製オードリーヘップバーンと言われています」
タカラジェンヌと言えば名家出身のお嬢様が多いが彼女もひけをとらない。
「東京・港区出身で学習院女子高校出身の名家の令嬢です。なんとあの佳子さまと同級生なんです。キャンパスではお話していた機会もあるかもしれませんね。高校時代は陸上部に所属して短距離選手として活躍していました。普通、タカラジェンヌは受験のため早くからバレエや声楽などのレッスンをするものですが、彼女にその経験はありませんでした。それでも、2013年にみごと一発合格しています」(前出・ライター)
15年に宝塚音楽学校に入学して星組に配属。成績は優等生ではないが17年の「ベルリン、わが愛」、18年の「ANOTHER WORLD」の新人公演でヒロインを務めている。昨年星組から組替えで専科入り。その初の仕事が今回の抜擢だ。
「おそらく外部出演も視野に入れての専科入りだったのでしょう。現役生徒が連ドラにレギュラー出演するのは1994年のNHK連続テレビ小説『ぴあの』のヒロインをつとめた純名里沙以来、26年ぶりです。彼女ものちに花組のトップ娘役になりましたから、星蘭ひとみも次期トップ娘役も確定ではとファンの間でもささやかれています」(前出・ライター)
話題のドラマ「カネ恋」の出演で芸能界からも熱い視線をあびそうだ。