ドラマ「アンサング・シンデレラ」(フジテレビ系)で、女優としての成長を見せつけている、石原さとみの恋愛遍歴を振り返っていこう。
16年、ドラマ共演をきっかけに熱愛に発展していた、山下智久との事務所公認の“通い愛”が発覚したが、17年秋に破局。しかし、すぐに新たな恋が発覚するのだ。18年5月、IT企業家の前田裕二氏との沖縄の離島のリゾートホテルでのお泊まりデートが報じられたのである。
「山下との破局の理由は明らかにされていませんが、ジャニーズ事務所の人気者である山下の結婚への環境がなかなか整わず、おたがい、しだいに情熱が薄れていったのでしょう。当時のジャニーズは、SMAP解散のドタバタもあり、山下はSMAPの育ての親である飯島三智チーフマネージャーの担当タレント。ジャニーズを辞めて飯島氏と合流した香取慎吾、草なぎ剛、稲垣吾郎らとの合流も囁かれ、事務所内での立場がなかなか難しい時期でしたから、致し方ありませんでした。そんな“大人の事情”に振り回されることに懲りた石原が選んだのが、芸能人ではない実業家だった。今度こそ、結婚は間違いないだろうと思われました」(芸能関係者)
しかし19年夏、同棲生活を送っていた2人のマンションから前田氏が出て行ったことが明らかになり、2人の破局が明らかになる。
「細かな変化も気にしてしまう石原の“問い詰め”が原因だとも報じられましたが、すでに女優としてポジションを確立し、一人の女性として自立している石原と、こちらも苦労を重ねながらも自分のスタイルを貫きビジネスを成功させた前田氏の価値観の相違が原因でしょう。石原は、常にビジネス中心で、食事の最中でもメモとスマホを手放さない前田氏との生活に安らぎを感じられなくなってきたとも伝わっています」(前出・芸能関係者)
それから約一年が経ったが、恋多き女に、まだ新たな恋の噂は聞こえてこない。
「今年1月に放送された、『石原さとみのすっぴん旅inギリシャ』(フジ系)の中で、現地の16歳の少女に、“今、彼氏はいないの?”と聞かれ“今、いないんです”とハッキリ答えていましたね。その後は新型コロナ騒動ですから、なかなか新たな恋を進展させるのは難しいのかもしれませんね」(芸能記者)
とはいえ、33歳になり、女優としてはもちろん、一人の女性として輝くばかりの石原を、周囲のオトコが放っておくはずもない。間もなく新たなロマンスが芸能マスコミを賑わすことになるのは違いないだろう。
「『スッピン旅』の中では、好みのタイプを聞かれ、“なんか…オタク(な男性がいい)”と答えています。タイプこそ違えど、山下は肉体管理や英会話の勉強などを追求するタイプだし、前田氏も言うなればビジネスオタク。成就こそしませんでしたが、そんな2人との関係は石原にとっても得るものが大きかったのでしょう」(前出・芸能記者)
次に石原の胸を焦がすのは、いったいどんなオトコなのか。そしてその恋によって、石原の演技がどんな艶を増していくのか。興味は尽きないのである。
(露口正義)