ドラマ「アンサング・シンデレラ」(フジテレビ系)で、女優としての成長を見せつけている、石原さとみの恋愛遍歴を振り返っていこう。
12年、舞台で共演した佐藤健との打ち上げディープキスが報じられても、もはやその人気になんの影響も出ないほどの存在となっていた石原。実際、同年のドラマ「リッチマン、プアウーマン」(フジ系)は、同クールのドラマ屈指の視聴率を獲得しているのだから大したもの。
「石原が演じたのは、小栗旬扮するIT企業社長に認められてインターンとなり、このワンマン社長に振り回される就活中の女子大生。これが、上目遣いで小栗を見つめたり、小栗の肩に頭を乗せて居眠りしてしまったりと、男をメロメロにするモテ技のオンパレードだったんです」(テレビ誌記者)
これには同年3月にモデルの山田優と結婚したばかりだった小栗も、骨抜きにされてしまったという。小栗は、クランクイン直後の制作発表の時点で、こう明かしている。
「役柄もあるので、『(石原と)仲良くならねーぞ』と自分に言い聞かせていても、ふと『可愛いな』と思ってしまうんです」
小栗の石原を見る目は、もうデレデレ。これに、新妻・山田優が激怒したという話もあった。
「小栗は結婚直前にも女遊びがバレていましたからね。撮影中、山田から “直帰指令”が出ていたそうで、いつも泣く泣くまっすぐ家に帰っていたそうです」(女性誌記者)
もはや石原の魅力に抗えるオトコはいなくなっていたわけだが、その周囲には他にも名だたるイケメン、モテ男たちが行列をなしていた。
「13年に突如として浮上したのが、06年にNHK大河ドラマ『義経』で共演した、滝沢秀明との熱愛の情報。当時も観劇デートが報じられるなど噂はありましたが、7年もの時を経ての焼きぼっくいかと話題になりました。14年には、『ディア・シスター』(フジ系)で相手役を務めたEXILEの岩田剛典との深夜密会がキャッチされ、さらに同年、『失恋ショコラティエ』(フジ系)で共演した、嵐の松本潤とも特別な関係にあるのではと囁かれました」(芸能記者)
いずれも話題作りの域を出ない話だったが、「付き合っているかも」と思わせたのは、ドラマでの石原演じるヒロインがあまりにも魅力的であったからに他ならない。
そんな中、16年に、久々の本格的ロマンスが飛び出した。お相手は、15年放送のドラマ「5⇒9~私に恋したお坊さん~」(フジ系)で相手役を演じた、ジャニーズ事務所の山下智久だ。
「ドラマ共演当時も熱愛説が囁かれましたが、決定的な場面はおさえられないまま、立ち消えになったので、ドラマの話題作りかとも思われていました。ところが、同年4月の山下の誕生日を祝う石原の姿がキャッチされたんです。5月には、忙しいスケジュールの合間を縫ってたがいのマンションを行き来し、逢瀬を重ねる様子もとらえられました。石原が所属事務所の送迎車を使って山下のマンションに通っていたそうですから、もちろん事務所もこの関係を知っており、石原の思いを尊重していたわけです」(前出・芸能記者)
だが、この恋も、17年9月には破局してしまう…。
(露口正義)