歌手の華原朋美が9月23日、自身のYouTubeチャンネルを更新。バイオリニストの高嶋ちさ子と、華原が先月まで所属していた尾木プロダクション社長・尾木徹氏に向かい、泣きながら謝罪する動画を投稿し、物議を醸している。
華原が動画を投稿したのは23日の午前1時過ぎ。「こんばんは、華原朋美です」と挨拶する彼女は、ふだんの動画のユルい雰囲気とは真逆の緊張した面持ちで、声も若干震えている。動画の画角もいつもの縦画面とは違う横画面で、誰かが手持ちで撮影しているようだ。
華原は真剣な表情で「高嶋ちさ子さんへの謝罪と、尾木社長への謝罪をしたいと思います」と続け、「ご迷惑をおかけしました、申し訳ございませんでした」と頭を下げた。華原は「私の勘違いであり、虐待ではありませんでした」と言葉を続け、「そのことについてものすごく反省をしております」と言うと、堪えきれなくなったのか、泣きじゃくり始めたのだ。動画は「大変申し訳ございませんでした」と、華原がふたたび頭を下げたところで終了している。
「報道された記事によれば、高嶋と華原はもともと親交があったようですが、華原が昨年長男を出産後、相談を受けた高嶋は、かつて自分の子供を世話したベビーシッターの女性A氏を紹介。ところが、A氏の言動に不審を抱いた華原が監視カメラの映像を確認すると、A氏がお子さんの足首をつかみ逆さづりにしている場面が映っていたため、驚いた華原はA氏との契約を解除。高嶋にも経緯を報告・相談しました。すると高嶋さんは《これのどこが虐待なの?》《こうやって監視している事自体恐ろしいです》《そんな人とは絶対私は付き合えない》などと、華原さんの言い分を否定。二人の話し合いは決裂してしまったというんです」(芸能ライター)
同じ頃、華原は都合20年間在籍した尾木プロダクションを退社したが、フリーになった理由は「華原の睡眠薬依存問題」「高嶋とのトラブル」が原因であり、事実上のクビ宣告だったと報道されている。
華原はその後、9月15日に開設した自身のYouTubeチャンネルで、ベビーシッター・トラブルの経緯を語り、子どもが逆さづりにされた影響が2、3歳になった時に出ないかを心配し、今回のようなトラブルになってしまったことを悔しいと語っている。
それからわずか1週間後、唐突に投稿された謝罪動画。ネットでは「これは誰かに強制的に謝罪させられているように見えるけど…」「ともちゃん負けないで!」「誰かに脅されてない?朋ちゃんおびえてるよね」「芸能界の闇を見たような気がする」「なぜ子どもを虐待された華原さんが謝るの?」「虐待じゃなかったって、ベビーシッター側がちゃんと説明すべきでは」「この動画は誰が撮ってるの?高嶋サイド?それとも尾木プロダクション?」といったコメントが上がっている。
「華原さんがなぜ謝罪動画を投稿することになったのか、その経緯も知りたいですし、虐待問題についてはベビーシッターや高嶋さんのご意見も聞いてみたいところです」(前出・芸能ライター)
情報を総合すると、長時間というわけではなさそうだが、0歳児の足首を持ち逆さにすることが虐待なのか遊びの範疇なのか、関係者の間でも意見の分かれるデリケートな問題だ。華原と高嶋を巻き込んだベビーシッター虐待騒動の真相ははたしてどこにあるのか。今後の動向が注目される。
(石見剣)