女優の水川あさみが、黄金期を迎えつつある。ここにきて主演映画が相次いで公開。プライベートでは昨年、朝の連続テレビ小説に出演中の窪田正孝と結婚するなど、公私ともに充実しているのだ。しかもこれまで「封印」してきた極上ボディを披露。また一皮剥けた艶技を見せている。
「言っとくけど、セックスなんかしないからね」
グレーのタンクトップ越しに柔らかそうなマシュマロ乳をのぞかせて言い放つのが、水川あさみ(37)演じる恐妻のチカだ。水川といえばスレンダーなイメージが強いが、現在公開中の「喜劇 愛妻物語」(バンダイナムコアーツ、キュー・テック)では、役作りのために体重を5キロ増量。推定CカップのバストはEカップにまで豊かに実っている。そのおっぱいが画面狭しとドアップに。ムチムチとしたボディをこれでもかと見せつけるのだ。
ストーリーの中心は、年収50万円の売れない脚本家・剛太と妻の愛憎渦巻く夫婦生活。うだつの上がらない夫に、罵詈雑言で怒りをぶちまける一方、どこかで夫の立身出世を夢みているチカと、能天気でマイペースな夫の日常を赤裸々に描いている。
とはいえ、ダメ夫の頭の中はセックスのことばかり。年収50万円では風俗にも行けず、倦怠期の妻とのセックスに一縷の望みをかけるだけ。だが、そこは難攻不落の妻の意地もある。定番よろしく、
「マッサージでもしようか」
とソファに横になる妻の耳元でささやいたかと思うと、最初は背後から、肩を優しくマッサージ。そのまま妻の背中にぴったりとくっついた夫役の濱田岳はやおら股間を押しつけるが、妻の反応は冷たい。そこで、強硬策とばかりに後ろから、水川の弾力のある乳房をもみしだいたものの、その反応は厳しいものだった。さらに迫るも断られてしまう不肖ぶりは、身につまされる思いだが、画面に映し出されるボリューム感のある軟乳がタンクトップ越しに波打つシーンは必見モノ。
さらにストーリーは、脚本の完成を求められ、取材を兼ねて四国・香川の旅へ。この間も夫婦のセックスを巡るせめぎ合いと、夫婦喧嘩の丁々発止が繰り返される‥‥。そのあまりに激しいやり取りの最中に、スケベな駆け引きが随所で繰り広げられるのだ。映画ライターによれば、
「タイトルにあるとおり『愛妻物語』といえば、新藤兼人監督のデビュー作であり、代表作のひとつ。こちらも売れない脚本家と糟糠の妻の生活ぶりを描いているが、今回の水川の恐妻ぶりは、結婚している世の男性なら誰しもが経験している恐怖の瞬間の数々を忠実に再現していますよ(笑)。夫をクズ扱いしたかと思えば、『マジ死んでほしい』と言い放つ始末で、喧嘩後の和合ぶりも、実際にメガホンを取った足立紳監督のプライベートを脚色したものだけに、実にリアルに描かれています」
作品中、印象的なショットとして登場するのが、水川演じるチカの尻のドアップ。生活感のある赤のパンツは、二人が結婚前に、夫の脚本家としての成功を祈念して買ったおそろいのもので、かつては勝負パンツとして、夫の手書きの脚本を清書する際にチカがはいていたもの。それが今やふだん使いになっているが、濱田はそのパンツ越しに水川の尻を眺めては、時に創作意欲を、時にはムラムラと性欲を刺激されるのだった。
水川の生活感あふれる肉づきを前に、映画ライターもタジタジだ。
「クールビューティーのイメージが強かった水川さんが、ここまで肌を露出したばかりか、全裸の濱田を見て『この粗末なもの』など下ネタのセリフを言うなんて‥‥。5歳下の俳優の窪田正孝と結婚するなど、プライベートでの充実も大きいのでは。しかも、5キロ増量したボディは脇腹にむちむちとした脂肪が乗っているばかりか、尻のアップでは、まるでつきたてのお餅のような湯気が出てきそうな丸みを帯びた肉の膨らみがたまらない。さらには、ショートパンツから伸びた脚も、中年女性特有の上半身の充実ぶりに比べて、いささか貧弱ながらも色白のスベスベな肌具合も。まさに『隣の美人妻』感がありありで、最後には電マを使った行為まで受け入れるあたりは、新妻とはいえ、あらぬ妄想をかきたてられてしまいます」
まさに、女優としての円熟美が堪能できる作品と言えよう。