かつて一世を風靡した天才子役が、女優として再び脚光を浴びている。
今年、高校生となった芦田愛菜は現在、7社のCMに出演し、ドラマやバラエティー、映画、などに引っ張りだこだ。すでに芸歴は10年を超えている。
芦田といえば、2010年4月に「マルモのおきて」(フジテレビ系)で大ブレイクを果たした。鈴木福とともに役名の名義「薫と友樹、たまにムック。」で歌ったドラマ主題歌「マル・マル・モリ・モリ!」が売上50万枚を突破するヒットを記録し、同年大みそかに放送された「第62回NHK紅白歌合戦」の出場も成し遂げている。
ドラマの大ヒットを牽引した芦田はその後も、ハリウッドデビュー、連続ドラマ初の単独主演、映画初の単独主演と、女優として階段を駆け上がっていく。
しかし、それだけでは満足しない。小学校高学年になると中学受験を目指し、学業との両立を図るようになった。6年生の夏からは受験勉強に専念する徹底ぶり。結果、複数の難関私立中学校にみごと合格し、その中から慶應義塾中等部に進学する。芦田が通っていた当時を知る、進学塾の生徒の関係者が明かす。
「愛菜ちゃんは小4から都内の大手進学塾『早稲田アカデミー』に通っていました。成績は非常に優秀で、塾のコースの中でもトップクラスに入り、周りはほぼ男の子という状況で熱心に勉強していた。中には『お前、芦田愛菜だろ?』とからかう子もいましたが、『違うもん』とやり過ごしていましたね。受験に成功して複数の名門校に合格したことは塾の張り出しでわかりました。17年からは塾のイメージキャラクターを務めていますが、芸能活動と両立しながら複数の難関校に受かるくらいですから、まさに打ってつけの人選ですよね」
幼き頃から、公私ともに何事も投げ出さない姿勢がうかがえる芦田の「野望」はさらに果てしない─。
その全容を10月20日発売のアサヒ芸能10月29日号で徹底レポートしている。