元プロ野球選手であり、東北楽天ゴールデンイーグルスでは監督として采配を振るっていた経験もある大久保博元氏。最近ではYouTubeチェンネル〈デーブ大久保チャンネル〉を開設しており、長嶋監督の逸話や、師と仰ぐ中畑清氏、原監督との思い出をおもしろおかしく聞かせてくれているが、監督時代の彼はどんな人物だったのだろうか…?
元プロ野球選手、ゴールデンイーグルスでは大久保氏のもとでコーチ歴もある橋上秀樹氏が、元フジテレビのアナウンサーで現在はフリーアナの、田中大貴のYouTubeチャンネル〈田中大貴アスリートチャンネル【アスチャン!】〉、7月31日投稿の〈【原辰徳監督】橋上秀樹が巨人戦約コーチ時代、原監督との秘話を公開!原監督の凄さと偉大さとは?<プロ野球秘話>〉に出演、故・星野仙一監督の後を受けて2015年に1年だけ監督を務めた大久保氏の印象に話が及んだ。
「いいやつでしたね」と大久保氏の人柄を評する橋上氏。大久保氏は当時監督だったにもかかわらず、年上の橋上氏にはきちんと敬語を使い、非常に律儀な男だったと振り返る。
また、選手時代の印象とは違っていたそうで、監督の大久保氏はすごく勉強熱心だということに驚いたようだ。「野球以外のことで飲食店やゴルフも含めて、色んな所でいろんなことをやって、知り合いになった方からいろんな話を聞いて、彼なりに非常に勉強されているな」と、多ジャンルの知識が豊富だと橋上氏は感心していた。
大久保氏はプロゴルファーのライセンスを有しており、また監督退任後の16年には食品衛生管理者の資格も取得して居酒屋経営者の顔も持つ。多趣味で、しかも1つのことを突き詰めようとする大久保氏、田中は大久保氏と実況解説してる時が一番楽しかったと評している。
視聴者が大久保氏に期待するのは、ユニフォーム姿はもちろんだが、それに勝るとも劣らない経験と知識が豊富で軽妙な「しゃべり口調」なのかもしれない。
(ユーチューブライター・所ひで)