女優ののんと橋本愛が7年ぶりに共演を果たすことが10月20日に明らかになった。
ふたりが共演するのは映画「私をくいとめて」(12月18日公開、大九明子監督)。原作は芥川賞作家・綿矢りさ氏の同名作品で、主役・みつ子はのんが務め、共演はのんの親友・皐月役を務める橋本のほか、林遣都、臼田あさ美ら。
「のん(能年玲奈・当時)さんと橋本さんは13年上半期のNHK連続テレビ小説『あまちゃん』で共演し、大きな話題になりました。のんさん演じるヒロイン・天野アキと橋本さん演じる足立ユイは北三陸のご当地アイドル『潮騒のメモリーズ』を結成しともに活動する役柄でしたが、ドラマの枠を飛び越えて脚光を浴びたのは、まだ記憶に新しいところです」(テレビ誌ライター)
そんなふたりの共演に、ネットでは「アキ・ユイのコンビ再結成!めでたい!」「これは絶対に見なければ」「潮騒のメモリーズのふたりが親友役で共演するなんて感涙!」「最高のキャスティングですね!」といった声が上がっている。
久しぶりの共演について、のんは、「かなり久しぶりに共演させていただいたので、とてつもなく照れました。最初は、目を合わせただけでドキドキしちゃうくらい恥ずかしかった! そのときの私は、好きな人にうまく話せない男の子のようでした。でも、愛ちゃんの方から本読みをしたいと声をかけてくれて、みつ子と皐月のやりとりで心を通わせることができたように思います。そして何と言っても再び親友役。これ以上ない相手でした。楽しかった!」とコメントしている。
一方の橋本も「あまりに久しぶりで、最初はとても照れました。それに、昔の私は相当やりづらかっただろうなという、ざんげの気持ちを常に持っていました(笑)。でも今回、役としてお互いが目を合わせたときの、電気が走るような、心が通じる感覚。鮮烈でした。声を発して会話しづらい中、心の会話の気持ちよさを強く感じました。超超楽しかったです。」と、撮影を振り返ったという。
7年という時を経て、ふたりがどんな関係性を演じてくれるのか。公開を楽しみに待ちたい。
(石見剣)