有村架純主演のドラマ「姉ちゃんの恋人」(TBS系)の第2話が11月3日に放送され、世帯平均視聴率が初回の9.2%から6.2%と大幅にダウンし、驚きの声が上がっている。
早くに両親を亡くし、9年間女手一つで3人の弟を養ってきた肝っ玉姉ちゃんと、彼女を取り巻く個性的なキャラクターたちの恋愛、家族愛を描いたラブ&ホームコメディ。朝ドラ「ひよっこ」(NHK)で国民的な人気女優となった有村と、その脚本を手掛けた岡田惠和氏の黄金タッグで、大きな期待が寄せられていた。
第2話では、同じ会社で配送の仕事をしている真人(林遣都)に有村演じる桃子が恋心を抱く胸キュン回のはずが、まさかの視聴率急落。ネット上には、ほっこりした展開に好感を示すコメントも多いが、一方で「違和感。わざとらしいほど古臭い」「有村架純の肝っ玉姉ちゃんがイマイチ」といった辛辣なコメントも飛び交っている。
「今年デビュー10周年を迎えた有村ですが、月刊誌『MORE』11月号では、2018年に公開された主演映画『かぞくいろ RAILWAYS わたしたちの出発』以来、この2年間『私は女優に向いていない』『私は女優として本当に必要なのか』と思い悩んでいたと告白。特に去年はそんなことばかり考えてしんどかったと、苦悩をにじませています」(女性誌記者)
2018年10月期、鳴り物入りで放送された主演ドラマ「中学聖日記」(TBS系)が全話平均視聴率6.9%と低迷。以来2年ぶりとなる本作は、GP帯の主演女優として真価を問われるところだ。
しかし、有村には心に誓った覚悟がある。
「有村は、8月8日放送の『土曜スタジオパーク』(NHK)に出演。その際、8月に放送されたドラマ『太陽の子』(NHK)で共演した故・三浦春馬さんから『刺激をもらった。学ばせてもらった』と激励されたと告白。その激励を受けて『自分らしく演じる楽しさに再度気付かされた』『三浦さんのためにも、前を向いて演技の道を続けよう』と決心したと涙ながらに話していました」(芸能ライター)
三浦さんのためにも、視聴率のV字回復を狙いたいところだ。(窪田史朗)