タレントの橋本マナミが11月22日放送の「ボクらの時代」(フジテレビ系)に出演。自身のキャラによる苦労を明かした。
橋本は小6のとき、内気な性格を解消したいと思い、両親の大反対を押し切って中学1年生のとき第7回全日本国民的美少女コンテストに応募。見事に賞をとり芸能界入りしたものの、 前に出るのが得意ではなく、周りの子が売れていくのを見て悩んでいたとか。
13歳で芸能界入りし「29歳くらいまでずっと」下積みだったという橋本。ブレイクのきっかけは「もうとりあえず脱ぐしかなくて。もう全部脱ぎ捨てて、手ぬぐい1枚持って。 グラビアの仕事だけ決まったんですよ、27(歳)くらいで」といい、そこから徐々に仕事が増え、情婦キャラがついていったという。
しかし、それにより「不貞キャラなのでテレビ出た時に批判がすごいきた」と回想。「不貞とか絶対嫌です」というと「そのキャラで何言ってんだ」と叩かれ、反省してキャラクターを守ろうと今度は不貞を肯定すると「不謹慎だ」と視聴者から批判されたそうで、「もうどうしたらいいか分からなくなっちゃて」と振り返った。
さらに「結婚するのも相手が見つかったから良かったですけど、それまでは“情婦になってください”みたいなのしか来なくて」と告白。「『月100万でどうですか』とか、そういう目でしか見られていなかった。結婚とか無理なのかなって思った瞬間もありましたね」 と、キャラによる苦悩を語った。
この日、トーク相手の1人だった渡辺えりが「どうして一つのタイプだと、そう思い込んじゃうんだろうね。一つのキャラクター守ってくれないと不安になっちゃうんだろうね」 と話していたが、やはりテレビのキャラを鵜呑みにする人は少なくないのだろう。(鈴木十朗)