昨年、みごと2000本安打をマークし、名球会入りを果たした巨人の坂本勇人。31歳10か月での2000本安打達成は右打者として最年少となる快挙でもあったが、実は昨シーズン中に「あわや2000本安打ピンチ!?」と思われる不振もあったことが明かされる番組があった。
名球会が運営する公式YouTubeチャンネル〈日本プロ野球名球会チャンネル〉の中、名球会の理事長である山本浩二氏、元プロ野球選手の宮本慎也氏に加えて、坂本の3人での対談形式で番組は展開された。
1月1日に〈巨人・坂本勇人、名球会初登場!!超豪華スペシャル対談、山本浩二理事長、宮本慎也、坂本勇人、スーパースター達の3000安打会議<日本プロ野球名球会>〉とタイトルされた投稿回を観てみると、山本氏が、「もう何年かすると、自分が歳取ってきたのを感じるから、その時の打撃の中で、『スタンス』。それをいかに狭くできるか」といったアドバイスを送った。
バッターボックスで構える際に、比較的スタンス(両足の幅)を広く取る坂本だが、同じことを元プロ野球選手の立浪和義氏からも指摘されたことを口にして、「今年(収録は昨年)1回インサイドがまったく捌けなくて、試合中にスタンスを狭めて打ったら結構捌けたんですよ。(立浪氏は)こう言うこと言ってるんだなと言うのがわかってきた」と納得顔でうなずいたのだった。
2000本安打をマークして名球会入りした偉大な先人の話はいずれも含蓄があり、若いうちに2000本を達成した坂本には、俄然3000本安打に関心が集まる。
山本氏は「行けると思うよ!」と太鼓判を押した。坂本には今後も大きなケガなく、練習に励み、試合で実力を発揮し続けていただきたいものだ。
(ユーチューブライター・所ひで)