11月7日、対ヤクルト戦において、巨人の坂本勇人が、史上2番目の年少記録となる31歳10か月で2000本安打を達成した。東京ドームでの2000本安打達成は生え抜きとしては巨人初ともなる快挙だった。
そんな坂本選手の名球会入りを祝し、まさに名球会が運営する公式YouTubeチャンネル〈日本プロ野球名球会チャンネル〉に名球会の理事長、山本浩二氏が出演、坂本の強さの秘密や、若き坂本との出会いについて思い出を語った。
11月8日に〈【坂本勇人選手 祝2000安打達成】名球会の山本浩二理事長が緊急出演!!勇人は、ずば抜けている…。〉とタイトルされた投稿回を観てみよう。
「坂本勇人にはものすごく思い入れがある」と語る山本氏が坂本と初めて出会ったのは、坂本プロ入り1年目の2007年のことだった。この年は08年の北京五輪の前年に当たり、プレ五輪が8月に行われた。山本氏は日本代表の守備・走塁コーチだったが、巨人を代表して選出された坂本は、練習の時点から「一番初めに目についた」そうで、打撃、守備に秀でており、打順も初めに決まったのは「3番、坂本」だったそうだ。
後日、山本氏は原辰徳監督に坂本の選手としての素晴らしさをアピール。すると原監督は翌年、「今年から使います」と山本氏に宣言、07年は1安打にとどまったが、08年以降3ケタ安打を続け、今年に結びついている。
今年の坂本は決して調子が良くないと語る山本氏、しかし下半身の粘りが秀逸なことから、崩されても凡打にならず、ヒットにできるのだとも解説した。
レジェンド中のレジェンド、山本氏のお墨付き、坂本には2500本、3000本と今後のますますの活躍を期待したい。
(ユーチューブライター・所ひで)