「夜のニュース戦争」の午後11時台では、18年10月から有働由美子(51)がメインキャスターを務める「news zero」(日本テレビ系)が好調をキープしている。
「番組開始時は視聴率4%台も出て危険水域に突入したこともあったが、昨年1月に12.6%と最高視聴率を更新。NHK時代に培った人脈を生かし、自分でインタビュー交渉をしたり、企画立案にも積極的です。先日、櫻井翔が司会を務める新番組『1億3000万人のSHOWチャンネル』(日テレ系)に出演すると、おしゃれな私服選びの企画を提案。これまでの私服は目立たないように黒やグレーが中心だったのに、派手な服を試着した時は表情がグッと明るくなりました。最終的に花柄のワンピースを選択し、今年はプライベートでも勝負に出るんじゃないかと、もっぱらです」(日テレ関係者)
ノリノリの有働率いる「zero」にライバル心を燃やすのは、TBSの夜の看板番組「news23」だ。しかし、19年6月から元テレ朝のフリーアナ・小川彩佳(35)がメインキャスターとして番組を引っ張るが、どうも旗色が悪い。
「昨年10月に産休から復帰しましたが、その間に代打を任された同局の山本恵里伽アナ(27)の評判が抜群だった。もともと視聴率は3%から5%台でしたが、山本アナでも変わらなかったことで、彼女のメインキャスター待望論が持ち上がりました」(TBS関係者)
とはいえ、外様である小川を2年余りでチェンジするのは時期尚早という声も。そこでテコ入れとして、大物熟女の緊急参戦が噂されているのだ。
「秋までに視聴率が上がらなければ、阿川佐和子(67)をコメンテーターに起用する案が出ています。10年間続いたトーク番組『サワコの朝』(MBS/TBS系)が3月に終了しますが、コメント力は折り紙付きでオジサン人気も文句なし。切り札として最適な人選になるでしょう」(TBS関係者)
それぞれの番組で思惑が交錯する中、夜のニュース戦争を制する「勝利の女神」に輝く美女は誰か。