楽天がヤンキースからFAとなっていた田中将大と推定年俸9億円の2年契約を締結し、8年ぶりの日本復帰を実現させた。楽天のフロント、さらには多くの球界OBや有識者の間からも早々と、「健康であれば18勝以上は確実で、歴代最多タイとなる3度目の沢村賞受賞も濃厚」との声が出て、ほぼ共通の予想ラインが立てられている。
ただし、今回の契約内容には今オフのオプトアウト(契約破棄条項)も含まれており、田中が望めばMLBへの復帰も可能となる仕組みになっている。田中自身も会見で今オフのMLB再移籍を示唆。復帰を決めたとはいえ、田中がイニシアチブを確保し、まさに“至れり尽くせり”の好条件と言い切れるだろう。
つまり、田中の活躍により8年ぶりの日本一を成し遂げるような劇的ストーリーが実現しても、たった1年限りで夢の続きは見られない可能性があるのだ。
ところが楽天にとってはそんな状況も望むところ。そればかりか、きっちりと「その先」までプランを煮詰めつつあるのだった。
その驚愕プランの全容は、2月9日発売の週刊アサヒ芸能2月18日号に詳しくレポートされている。