冬ドラマを独走状態なのが綾瀬はるか主演ドラマ「天国と地獄~サイコな2人~」(TBS系)だ。芸能デスクが語る。
「ドラマでは女刑事役の綾瀬が、高橋一生演じる凶悪犯と魂が入れ替わるという難役を演じている。しかも、ただの男女入れ替わりではなく何を考えているか読めないサイコパスという難しい役をみごとに演じ切る綾瀬の演技力の高さが再評価されています。現場では、セリフ回しだけでなく、口元の動き、目線の送り方などを演じ分け、不気味な凶悪犯を演じることを楽しんでいる」
女優としてコメディからアクション、サイコスリラーまで演じ切る女優力の高さを見せつける綾瀬。気になるのが共演者の高橋との仲だが、TBS関係者が明かす。
「撮影前にはたがいに適齢期で、2歳違いという年齢差の2人がいい感じに発展するのではないかと勘繰る人が多かったんです。でも、フタを開けてみれば特別に親密になっている様子がないのが実情です。なんでも、綾瀬さんは“男っぽい”役者が好きらしく、高橋さんは恋愛の対象ではないようですね。もちろん役柄によって柔軟に演じ分ける高橋を綾瀬は役者としてはとても尊敬しており、撮影現場ではおたがいに役名にちなみ、“あーちゃん”(彩子)と“ひーちゃん”(日高)というあだ名で呼び合っている。玉木宏を“おたまちん”、キムタクを“たっくん”など、共演者にあだ名で呼ぶ十八番芸で収録現場を和やかな雰囲気に一変させるようです」
あだ名付けでのムードメーカーぶりが、自身の「女優力」を存分に発揮するのにも大いに役立っているのかも。