ところが、弘中アナの「女子アナ初の芥川賞受賞」に待ったをかけるライバルがすでに存在することがわかった。
「純文学業界で『最も芥川賞に近い女子アナ』といわれているのが宇垣美里(29)です。文芸誌にエッセイを寄稿したこともありますが、今年から小説家としての活動をスタートさせる予定。まもなく処女作が老舗出版社の文芸誌に掲載されるはず」(出版関係者)
宇垣はTBS在籍時から雑誌連載を持つなど、文章力には定評がある。フリー転身後の現在は「週刊文春」など5誌に連載を抱える売れっ子。昨年、作家の林真理子氏と対談した際に「毎月、文芸誌の『文學界』や『文藝』を読んでいる」「カズオ・イシグロをノーベル文学賞受賞以前から読んでいた」と明かすほどの「純文学オタク」である。
「局アナ時代から小説家デビューに備えて、仲のいい編集者に自作の短編小説を読んでもらい、アドバイスをもらっていたというくらい、筋金入りです」(出版関係者)
弘中アナにとっては、野望を阻むブ厚い壁になりそうだが、
「むしろ、ライバルがいるぐらいのほうが、弘中アナは燃えるでしょう」
テレ朝関係者はそう断言して、決して夢物語ではない未来を展望する。
「今年1月の芥川賞ではミュージシャンの尾崎世界観(36)の作品『母影』が、そして直木賞には、ジャニーズ事務所の『NEWS』のメンバー、加藤シゲアキ(33)の小説『オルタネート』がノミネートされて、大きな話題になりました。惜しくも受賞は逃したものの、大きく報じられた。もとより弘中アナと宇垣は、ともに女子アナとして衆目が集まる場所でこそ、実力を発揮するタイプです。仮に、2人が芥川賞に同時ノミネートなんてことになれば、かつてない盛り上がりを見せるはず。下手をすれば、『同時受賞』も夢じゃないわけで、ますます弘中アナの執筆熱は燃え上がりますよ」
まさに、今は「弘中レボリューション」前夜。女子アナ界の女王が革命家になる日は、そう遠くはない。