東京五輪聖火リレーのグランドスタートセレモニーが3月25日、福島・Jヴィレッジでスタート。聖火リレー公式アンバサダーを務めるお笑いコンビ「サンドウィッチマン」が聖火を持って登場すると、ファンから大きな拍手が送られた。
聖火は同じくアンバサダーの女優・石原さとみと射撃でパラリンピック3度出場の田口亜紀により聖火皿へと移され、第1走者を務める2011年サッカー女子W杯優勝「なでしこジャパン」メンバーの岩清水梓がトーチに点火した。
芸能人の辞退が続出し物議を醸している聖火ランナーだが、震災直後から復興に尽力してきたサンドウィッチマンに対しては、ネット上でも賛辞が後を絶たない。
ネット上でも、「サンドウィッチマンは復興の思いが本当に強いと思う。普段は面白く楽しくやってるけど、本当に心優しい熱い2人だよね」「何だかんだ理由をつけて辞退する芸能人より、こうやって前向きにやる方が好感度高い。サンド大好きです」「サンドは東北の震災復興にかける思いが強いからね。彼らにとっては、聖火は東北復興の灯火なんでしょう」といった声が多く上がっている。
「いよいよ聖火リレーが出発しましたが、始まってみれば、辞退せずに参加した芸能人に熱いエールが送られています。一方で、福島県の推薦枠のランナーとして25日に福島県南相馬市を走る予定だったアイドルグループ『TOKIO』は聖火リレーを辞退しました。ファンからは『ダッシュ村とは一体なんだったのか…』と落胆の声が上がっています」(スポーツ紙記者)
“スケジュールの都合”を理由に聖火ランナーを辞退した芸能人は数多いが、最終的に悔やむようなことにならなければいいのだが…。
(ケン高田)