2020年9月に、法律違反の薬物を巡る容疑で警視庁に逮捕された俳優の伊勢谷友介が、4月26日発売の「週刊文春CINEMA!」で逮捕後初めてインタビューに応じた記事が掲載された。そでには、家宅捜索で薬物が発見された瞬間や、20日間に及ぶ留置生活、今後の芸能活動などについて思いを語っている。
逮捕当時には「とんかつDJアゲ太郎」や「十二単衣を着た悪魔」などの出演作が公開直前だった伊勢谷。なかでも、吉永小百合主演映画「いのちの停車場」(5月21日公開予定)は、逮捕の3日後に製作会見を控えていた。その会見では吉永にいつもの笑顔はなく、うつむき加減で伊勢谷について言及。「何とか乗り越えて、また撮影の現場に戻ってきてほしい」とエールを送ったのだった。
この件について伊勢谷は今回、「吉永さんの言葉は希望になりました。本当に、深い感謝のあまり言葉も出ません」と語り、今後について「もし許されるなら、俳優として活動したいという思いはあります」と思いを吐露している。
しかし、この報にネット民の間では「入手ルートが語られないのはいまだに釈然としない」「この時点で復帰とか話してる状態が自分に甘いし幼稚」など痛烈な批判が巻き起こっている状況だ。
「伊勢谷の俳優としての実力は誰もが認めるところ。しかしインタビューの反響を見る限り、表舞台に立つのはまだ早すぎるのかもしれません。ましてや、吉永主演の作品に傷をつけた代償は大きく、業界でもしばらくはソッポ状態が続きそうです」(芸能記者)
俳優としての活動をするには、まず自らの罪の経緯を明かし、法律違反の薬物撲滅への貢献でもすべきなのかもしれない。