中日の2軍投手コーチ・門倉健氏(47)がシーズン中に突然失踪し、文書だけで退団を申し入れるという、前代未聞の事件が発生した。球団の説明によれば、5月15日のファーム練習を無断欠席したまま行方不明になったのだ。
ケータイと財布は単身赴任先の自宅に残されており、球団はおろか家族さえも門倉氏と連絡が取れない事態。翌16日には家族から愛知県警に捜索願が出された。
雲隠れした要因について、首をひねるばかりの関係者も多いが、騒動発覚以来、様々な疑惑も飛び交っている。まずは巨額の借金説だ。
「3億円の豪邸」とされる横浜市内の自宅ローンが、まだ約8000万円残っているという。地元関係者が言う。
「実は横浜市と借入先の銀行から計2回も差し押さえにあっています。家計が火の車だったのではないか」
さらには、不貞問題があったとの指摘も。さる球界関係者が語る。
「今年の春季キャンプ中に、不貞が夫人にバレてしまったといいます。かねてよりシビアな金銭管理をされており、カードはおろか現金も必要最低限しか持たされていなかった。不貞相手と会うにも先立つものが必要だから、悪いスジから金をツマんでいたとも。実際、球団にまで金融業者から返済催促の電話がかかってきていたそうです」
トラブルが重なり、夫婦の不和にまで発展していたというのか。
さらに別の疑惑も噴出し、疑問ばかりが募っていく中、自宅を直撃すると、門倉氏の夫人が、洗いざらい、気丈なふるまいで語ってくれた。その「驚きの連続」と言うべき全容は、6月1日発売の「週刊アサヒ芸能」6月10日号でレポートしている。