19歳の若手女優・清原果耶がヒロインの百音を演じるNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」が評判だ。第2週(5月24~28日)の視聴率は17.1%に留まったものの、回を追うごとに彼女の表情にくぎ付けになる視聴者が増えているという。
「朝ドラの第2週視聴率は2019年前期の『なつぞら』が22.2%をマークして以降、4作連続で下落。『おかえりモネ』は前作の『おちょやん』(18.2%)から1ポイント以上も下げ、ここ10作で最低の数字となっています。ただこの結果は決して清原の評価を下げるものではありません。そもそもテレビ視聴率そのものが下げ基調にあることに加え、業界では世帯視聴率よりも個人視聴率を重視する方向にシフト。各局でもネットでの評判をより重視するようになっており、清原への期待はむしろ高まっていると言えそうです」(テレビ誌ライター)
各メディアでは清原の透明感や演技力に着目。第一印象では無表情に見えつつも、勤務先の森林組合では笑顔を振りまきながら働いており、ラフターヨガ(笑いヨガ)の場面では「アーッハッハ!」と笑いながら全身を躍動させる演技が意外性にあふれている。
その一方で北上川にかかる移流霧を観に行ったシーンでは、目から自然とあふれ出る涙が説得力を持って視聴者に訴えかけ、その演技力をあらためて示す形に。これぞ清原が「NHKに愛された女優」の真骨頂だというのだ。
「中1で受けたオーディションでは3万人超からグランプリに選ばれ、大手事務所のアミューズに所属。そこから半年ほどで朝ドラの『あさが来た』で女優デビューを果たしたというシンデレラガールです。しかも朝ドラは『なつぞら』も含めて今回が3作目。ドラマ初主演も2018年のNHK『透明なゆりかご』ですから、NHKから寵愛ぶりは驚くほど。『おかえりモネ』での演技を観れば、その高評価ぶりにも納得ですね」(前出・テレビ誌ライター)
現在発売中のエンタメ誌「アサ芸Secret! vol.70」では、そんな清原の類まれなる“純潔力”に焦点を当てた特集を掲載。デビュー前から現在に至るまでの足跡をたどれば、彼女が今後、さらなる高みに登っていくであろうことを確信できるはずだ。