5月17日より放送中のNHK朝ドラ「おかえりモネ」でヒロインを務めるのが清原果耶(19)。すでに朝ドラの出演は「あさが来た」「なつぞら」を含め、3作目。いわゆる“明るく元気”な朝ドラヒロイン像を軽く凌駕する演技で注目を集めている。芸能記者は語る。
「仙台の豊かな自然あふれる海と山の町を舞台に、気象予報士を目指す女性の物語です。初回平均視聴率(世帯)は、関東地区で19.2%、関西地区では18.7%で、前作『おちょやん』の関東18.8%、関西17.2%を越えましたね。好発進と見て間違いないでしょう」
放送後、SNSに書き込まれる視聴者の声も〈明るいだけではないどこか憂いがある表情、雰囲気が最高〉など清原に対する絶賛コメントが。それもそのはず、これまでも、その演技力で著名人さえも唸らせてきた逸材なのだ。
「出演作の監督や共演者が、軒並み褒めていますね。映画『デイアンドナイト』のオーディションで15歳の彼女をヒロインに抜擢した山田孝之が、『役柄のキャラクターを瞬時にくみ取ることができる。専属契約を結びたいくらい』と言えば、『宇宙でいちばんあかるい屋根』で共演した桃井かおりは『冗談抜きで、私が“ついて”いった』と感嘆。19年に出演したNHK朝ドラ『なつぞら』では当時17歳にして30代の母親役も演じきるなど、演技力は同業者も絶賛するほどです」
12歳の時に、現所属事務所主催の「アミューズオーディションフェス2014」に応募し、3万2144人の中からグランプリを受賞して以来、その経歴もエリート街道をまっしぐら。芸能界の登竜門である「セブンティーン」専属モデル、「高校サッカー選手権大会応援マネージャー」を経て、NHK朝ドラ・ヒロインの座を射止めたのは、長い歴史の中でも広瀬すずと永野芽郁だけである。清原も“芸能界で天下を取るために生まれてきた”と言っても過言ではないのだ。
6月1日発売の「週刊アサヒ芸能」6月10日号では、清純派女優の華麗なる経歴から意外な“オジ様趣味”まで、詳細にレポートしている。