音楽ユニット「TRF」のメンバーで、近年はバラエティー番組でも活躍するDJ KOOが、6月10日放送の「やすとものいたって真剣です」(朝日放送)にゲスト出演。バラエティ番組進出の“恩人”として、意外にもネプチューンの堀内健の名前を挙げた。
1992年に結成されたTRFが大ブレークしたのち、バラエティ番組にも進出したKOO。小室哲哉が音楽における恩人だったと振り返ったあと、バラエティ番組での恩人を問われ、「ホリケンさん」と即答したのだ。
TRFが結成20周年を迎え、それぞれのメンバーがソロ活動へ移行。タレント活動をやっていきたいという希望を持っていたKOOは、「24時間テレビ 愛は地球を救う」(日本テレビ系)の深夜枠コーナー「朝までしゃべくり007」に出演。オープニングで、いきなりホリケンがDJ KOOに相撲をしに飛びかかってきたという。
そこでKOOはホリケンに「恥ずかしいっすよ。どうやっていいかわかんないし、ヘマしちゃいますよ。変な感じになっちゃいますよ」と訴えると、ホリケンは「全然大丈夫。オレの方がもっと変な感じにするから。みんな笑ってくれるから大丈夫よ」と言ってくれたといい、これが好評だったため、その後、3年くらい2人の相撲がオープニングの恒例になったそうだ。
後に別番組で博多華丸・大吉と共演した際、「あの時、芸人はみんなKOOさんがキレるかと思った」と言われたそうだが、KOOは「それで“DJ KOOはいじっていい人なんだ”とみんなにわかってもらえた」と感謝の弁と述べた。
アーティストをいきなりイジったホリケンの勇気もすごいが、それを受け入れたKOOもすごい。
(鈴木十朗)