スポーツ

落合博満、中村紀洋の度肝を抜いたライト方向へのホームラン“意外な極意”

 スポーツバラエティ番組「こやぶるSPORTS超」(関西テレビ)のYouTubeチャンネル〈【こやぶるSPORTS超】チャンネル カンテレ公式〉に、主に近鉄バファローズ、中日ドラゴンズで活躍した元プロ野球選手、中村紀洋氏が出演。中村氏は豪快なスイングが持ち味で、2000年には本塁打王と打点王の二冠を獲り、プロ通算2106安打で名球会入りする選手でもあった。

 その中村氏は、若い時分には日本プロ野球界唯一となる3度の三冠王に輝いた落合博満氏のホームランシーンを、当時のVHSで何度も観ていたそうだ。落合氏と言えばキレイな放物線を描くライト方向へのホームランだが、それをどうやったら打てるのかと研究したといい、07年に中日に移籍した際、落合監督に”狙って打っているのか?”と直接訊ねたところ、驚きの返答があったと振り返っている…。

 同チャンネルの6月25日付け投稿回〈中村紀洋【1】4度リストラから復活したフルスイング人生!今だから話せる幻の阪神移籍の裏側&恩師との知られざる涙のドラマ&小籔にフルスイングの極意を伝授!〉を観ると、「バカか、狙うわけねえだろ!(タイミングが)遅れてるだけだ!」との落合監督の返答だったそうで、これには「え~!」と中村氏も度肝を抜かれたたそうだ。

 よくよく思い起こせば、イチロー氏も、会心のヒットより、体勢を崩される形で打たされながらも、絶妙なバットコントロールでヒットにしていた印象が強い。落合監督は、タイミングをずらされながらもホームランにしてしまうとは、なんという打撃力、飛距離だろうか…。豪快な中村氏をもア然とさせる、興味深い話が拝聴できた。

(ユーチューブライター・所ひで)

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