女優の川口春奈(18)の初主演ドラマ「夫のカノジョ」(TBS系)の視聴率低迷が続いている。11月14日に放送された第5話は、平均視聴率3.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、ついに第8話での打ち切りが決定した。
芸能ライターが言う。
「民放のゴールデンタイム(午後7~10時)の連続ドラマで、今世紀最低の記録となりました。39歳の主婦(鈴木砂羽)と20歳のOL(川口春奈)が入れ替わるファンタジー・コメディー。入れ替わりものは新鮮味に欠けており、ドラマファンの食指を動かしません。ましてや裏番組は今季トップの視聴率を更新中の『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)。23.7%の高視聴率をもぎ取り、まるで太刀打ちできない状態が続いています。そもそも川口はゴールデンのヒロインには荷が重すぎました。鈴木も脇でこそ光るタイプ、バラエティーでもっか大人気ですが、数字を持っている女優ではないので、この先もV字回復の目はありません」
ここまで数字が落ちれば即、打ち切りが検討されるところだったが、そうもいかない裏事情があったようだ。
「このドラマの制作は鈴木の所属するホリプロ。2時間ドラマの女王こと片平なぎさもドラマに顔を出している。川口は研音イチ押しの若手ホープ。ドラマの主題歌は同事務所所属のSerenaの『CHANGE!』が使われている。打ち切りどころか1回でも多く放送して、売り上げに結びつかせたかった」(テレビ雑誌記者)
両事務所の思惑が、川口を“さらしもの”にする結果となってしまった。
「早々と打ち切りを発表するとますます数字が落ちるし、スタッフ、キャストの士気もダダ下がりするので、8回までは放送して格好をつけることになりました」(前出・テレビ雑誌記者)
川口の連ドラ「低視聴率クイーン」の座は揺るがないものになりそうだ。