芸能

川口春奈CMランキング首位までの「低視聴率女王」「代役騒動」苦難のプロフィール

 川口春奈が2022年の「タレント別テレビCM起用社数ランキング」(ビデオリサーチ社調べ)で、初の首位を獲得した。

 川口は「サントリー」「はま寿司」「ライオン」「味の素」など21社に起用。2位は20社の今田美桜、本田翼だった。芸能ライターによれば、

「川口のCM契約料は推定3500万円。新垣結衣や長澤まさみといったトップクラスが8000~9000万円といわれ、企業側にしてみればかなりのお値打ち価格です。オファーが殺到するのも納得ですね」

 現在、売れまくっている川口だが、かつては「低視聴率女優」と揶揄された時期もあった。13年のドラマ「夫のカノジョ」(TBS系)は3%台の視聴率を連発し、8話で打ち切りになっている。

「その後はしばらく女優活動が低迷しましたが、20年のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』に、薬物騒動で降板した沢尻エリカの代役として出演。その好演が評価され、同年のCMが8社にまで増えました。さらにSNSで飾らない素顔をさらして親近感を増し、YouTube登録者、インスタのフォロワーが急増したところへ、昨年10月期のドラマ『silent』(フジテレビ系)が大ヒット。その流れで一気にCM女王に躍り出たわけです」(前出・芸能ライター)

 振り返れば、川口が上昇気流に乗ったのは沢尻の代役がきっかけだったわけだが、川口の他にも「代役」をきっかけにブレイクした女優はいる。

「04年のヒットドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』(TBS系)は、石原さとみが主役の予定だったのが同じ事務所の綾瀬はるかに代わり、これが綾瀬のブレイクに直結した。05年の『花より男子』(TBS系)も当初、上野樹里が主役のはずでしたが、イメージが合わないということで、井上真央に代わると一躍、人気女優に踊り出ました」(テレビ関係者)

 数少ないチャンスをものにするかどうかが、運命の分かれ道といえそうだ。

(鈴木十朗)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
3
沖縄・那覇「夜の観光産業」に「深刻異変」せんべろ居酒屋に駆逐されたホステスの嘆き
4
段ボール箱に「Ohtani」…メジャーリーグMVP発表前に「疑惑の写真」流出の「ダメだ、こりゃ!」
5
巨人が手ぐすね引いて待つ阪神FA大山悠輔が「ファン感謝デー」に登場する「強心臓」