12月11日、日本テレビ系で決勝戦が放送される「女芸人No.1決定戦 THE W」。
“この世で一番オモシロイ女性”を決める祭典として、今年9月に開催が発表された同大会。11月22日に準決勝を終え、アジアン、ニッチェ、ゆりやんレトリィバァら決勝進出者が発表されたものの、いまだ盛り上がる気配がない。当初は「M-1グランプリ」「キングオブコント」に並ぶお笑い界の“賞レース”として期待されていた同番組だが、現場からは嘆きの声が聞こえてくる。
「『THE W』は呪われた大会ですよ」と漏らすのは日本テレビ関係者。続けて内情をこう明かす。
「当初、大会の目玉として出演を予定していた山田邦子さんが出演を撤回したのがケチのつきはじめ。代わりの目玉になるはずだった友近さんもコント道具の準備トラブルで準々決勝で姿を消し、大会として絶望的な状況に陥ってしまいました」
トラブル続出の同大会だが「放送前からスタッフ間でも揉め出したんですよ」と同関係者はさらに明かすが、いったいスタッフ間で何を揉めたというのだろうか。
「『失敗した責任』の押し付け合いですね。このままでは5%を下回る“超低視聴率”が予想され、“日テレの黒歴史”になるのは避けられない。『逃げられるものなら逃げたい』というのが現場のホンネです」(前出・日テレ関係者)
決勝前から“超低視聴率”が予想される同大会。二度目の開催は極めて難しそうだ。
(白川健一)