お笑いタレントの「なるみ」とナインティナインの岡村隆史が、9月6日放送のレギュラー番組「なるみ・岡村の過ぎるTV」(朝日放送テレビ)に出演。「雨上がり決死隊」の解散について触れた。
若手芸人のユニット「吉本印天然素材」で、ともに活動するなど、雨上がりの宮迫博之、蛍原徹とは付き合いの長い岡村。宮迫がYouTubeを始めるのではないかとウワサになったころ、蛍原から「珍しく、岡村と(FUJIWARAの)原西(孝幸)、ちょっと時間ある?」と連絡を受け、蛍原の自宅で2~3時間、ウーバーで頼んだ長崎ちゃんぽんを食べながら話をしたという。
その際、蛍原から「雨上がり決死隊っていうのを活動休止みたいにするのはどう思う?」と聞かれていたことから、 岡村は「休止するのかな?ってずっと思ってた」そうだが、今年4月~5月頃には「解散するわ」と言われ、「『はい』しかよう言わんかった。コンビのことやからボクらがどうこう言うのも…」と当時の心境を明かした。
一方、雨上がりとはNSC同期で、自身も1999年にお笑いコンビ「トゥナイト」を解散しているなるみは「(なるみの元相方の)しずかとホトちゃん(蛍原)が偶然会って、解散するまでにいろいろとしゃべってたみたい」と告白。
続けて「(なるみが蛍原からかかってきた)解散の電話の時も、『しずかにも言うといて』って。何回も会ってるけど、ちゃんと連絡先交換してなかったんやて。それでしずかに電話したら、『ああ、そうなん。こないだも近所のコンビニでホトちゃんおったから首絞めたったんやけどな。ビビっとったわ』 って」と振り返り、「ホトちゃんも“ホッとした”じゃないけど、(しずかは)宮ちゃん(宮迫)のこともわかってて、業界のこともわかってる。男の芸人に言いにくいこともあるやん?」と、しずかが蛍原の相談相手になっていたのではないかと推察した。
改めて雨上がりの解散について、「ホトちゃんがガッツリ決めはったから。宮迫さんはまさかそんなこと言われると思ってなかったと思う」と岡村。一方のなるみは「熟年離婚やと思うわ」としたうえで、夫婦のうち、ずっと夫が“不貞”をしていた時のことを例にとり「今まで許してくれてたけど『もう許さんぞ』って嫁が決めた時って、何言うても別れるやん? そんな感じちゃう?」と分析した。
蛍原としずかのエピソードは意外だったが、岡村がこのトークの前に、「タイミングはちょっとズレてしまったかもしれないけど」と言ったように、そろそろ“雨上がり解散の話題が打ち止め”の時期が来たようだ。
(鈴木十朗)