西武一筋20年で、プロ通算251勝。名球会入りも果たした元プロ野球選手・東尾修氏と言えば、最多勝利2度、最優秀防御率1度などの偉大な功績に加え、プロ通算「165」の与死球は日本プロ野球記録で、死球を与えても物おじしない性格から、「ケンカ投法」の異名も取った。
タレントで、社会人野球クラブチームの茨城ゴールデンゴールズに所属する女性野球選手・片岡安祐美がMCを務めるYouTubeチャンネル〈こちら野球放送席〉の9月8日投稿回に、主に西武ライオンズで活躍した元プロ野球選手・鈴木健氏と和田一浩氏が出演。
東尾氏は、1995年から7年間、西武で監督を務めていたことから、「東尾監督の心に残る言葉」について片岡から両氏に質問。鈴木氏の口から出た、その言葉は予想外なものだった…。
遠征先、試合後のこと。「門限」を過ぎたころ、鈴木氏のもとに東尾監督から「今からこっちに来い!」と電話で食事の誘いを受け、「監督、門限がありますよ」と返すと、東尾監督の返答は「門限なんか破るためにあるんだろ!」だったそうだ。番組終盤、「東尾監督の印象や心に残った言葉」をMCから問われると「門限は破るためにある!」と笑いを誘った後、鈴木氏は「いやいや…」と、冗談だと訂正。清原和博氏がFA移籍で抜けた後を受けて4番を務め、西武がリーグ優勝した97年を振り返り、「ありがとな」だったとしている。
さて、門限に話を戻すと、一方で、和田氏には東尾監督から門限チェックの電話がしつこく鳴っていたエピソードも明かされた。
これは、どちらが東尾監督の真意だろうか?ぜひ東尾氏をチャンネルに招いていただいて、聞いてみてほしいところだ。
(ユーチューブライター・所ひで)