伝説の艶系女優が、11月18日放送の「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告」(テレビ東京系)に出演。当時のMAX月収などを明かした。
当時、握手会では約1000人ものファンが並んだというが、作品への出演のきっかけは衝撃的なものだったとか。
役者を目指していた21歳の頃に写真集を出版したというその伝説の艶系女優は小林ひとみ。彼女のもとには、その写真集がそこそこ売れ、次に映画出演のオファーが舞い込んだ。
台本で軽いベッドシーンがあるのは知っていたが、現場に行くと、いきなり監督からマッパになることを要求され、オール大胆シーンの撮影だと判明。パニック状態になった彼女は、メーカーの社長に「話が違う」と直談判し、4、5時間の話合いの末、日活作品のような“疑似”での撮影ならと承諾したという。
実は、小林はそれまで「経験人数」は1人だけだったそうで、最初は怖かったとか。しかし「一回やっちゃったらしょうがないか」と開き直った。
結果、そうしたVシネマも含め約60本の作品に出演。アイドルのような美女が過激シーンを見せたことで人気は爆発し、ビデオの総売り上げは60億円とも言われている。
当時のギャラ事情を聞かれると小林は、「最初は月給20~30万円だった」としたが、MAXの月収については「4ケタいったかな。Vシネマとか映画が入るとウン千万円」と明かしていた。
03年に引退し、現在は銀座のクラブで働きつつ、インターネットで写真集の販売にも力を入れているという小林。今も変わらず美しく、お世話になった中高年には懐かしい限りだ。
(小林洋三)