東京五輪に首相交代、そして新たな変異ウイルスと激動の1年だったが、芸能界の美女たちは、いかに鮮やかな「艶場面」を見せてくれたのか。映画部門では、尾野真千子の独走と映画評論家・秋本鉄次氏は言う。
「11年ぶりの大胆場面でしたが、40歳になって当時よりも全体に肉づきがよく、より魅力的になっていました」
コロナ禍を踏まえたシナリオも鮮やかであった。写真集・グラビア部門では、33歳にしてファッション誌の表紙で驚きのポーズを取ったのが倉科カナだ。グラビア評論家・徳重龍徳氏も太鼓判を押す。
「表紙のグローブをつけた手ブラショットも素晴らしいですが」としたうえで、「ページを一枚めくると」飛び込んでくるのは艶やかなアンダーウエア姿の数々であることを指摘する。続けて、そうしたカットの倉科のボディについて徳重氏は、「胸は残しつつ、ジムで鍛えたという締まったボディは美しいです」と話すのだった。
ドラマ・CMでは、綾瀬はるかがみごとなリレーを描いたとライターの尾谷幸憲氏。1月のドラマ「天国と地獄」(TBS系)でも、高橋一生と人格が入れ替わって、豊かなボリュームの体でカップ付き肌着姿になり「後輩を誘惑」するという場面を挙げたうえで、「その場面からの、2月から始まった開放的な『ユニクロ』のCMが見事にリレーとなっていました」(尾谷氏)
12月14日発売の「週刊アサヒ芸能」12月23日号では、美女たちの“激艶な1年”をつぶさに振り返っている。