12月9日、米倉涼子主演のドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)のシリーズ7の第9話が放送されたが、視聴率は16.8%(世帯視聴率)で、初回の19.0%に次ぐ“好成績”となった。
9話は、西田敏行扮する現・東帝大学病院の院長代理と、途中分院に飛ばされたものの東帝大学病院に戻ってきた遠藤憲一扮する海老名元外科部長、勝村政信扮する外科リーダーの加地秀樹、6話からの出演となった鈴木浩介扮する外科医の原守という歴代シリーズを米倉とともに盛り上げてきたと言っていい4人が満を持して再集結。古参のファンにとってはそれだけでも観る価値があったのではないか。
芸能ライターは、冒頭、米倉扮する大門と、野村萬斎演じる東帝大学病院メディカルソリューション本部長の蜂須賀隆太郎との高級寿司屋デートが注目のシーンだったとして、こう話す。
「酸いも甘いも知り尽くしているといった感じの大人同士の食事会には視聴者からも《何だかとても艶っぽい》と評判でした。寿司が大好物の大門が、無邪気に次々食べたいネタを注文するのを、隣の席で柔和で愛おしそうな表情で見つめるジェントルマン風な蜂須賀に、SNS上では“この微笑みは罪!”“あまりにも艶っぽいのがずるい”といった内容の声が出るなど、ここに来て株が急上昇。蜂須賀は白衣姿でなく、ビシッとしたジャケットとシワのないYシャツの内側に洒落た柄のスカーフを差してキメ、一方の大門も、首元まで覆った甘いフリルつきの女性らしい薄手の白いブラウスとニット姿で上半身の肌出しを最小限に抑えていましたが、それが逆に色香を漂わせていましたよ」
そんな米倉の艶気の源泉となる美しさについては、シリーズ7が始まった当初から、ネット上では〈米倉涼子 本当綺麗すぎてずっとみてられるー〉〈米倉涼子さん全然顔変わらんやん〉など美貌を称えるものが相当あった。
前出の芸能ライターによれば、「12月9日のイベントで、米倉は『ドクターX』撮影中に体調を崩し、一時期つえをついて生活していたと舞台裏での苦労を明かしていました。その一方で、手術で縫うシーンは吹き替えは一切なしで『裏でコツコツやっているのが彼女の魅力』とドラマのエグゼクティブプロデューサーも取材に答えているほど努力もしています」とのことだが、いろいろな面で自分に厳しいことが視聴者を惹きつけ続ける美の秘訣なのかも。
このまま最終話での盛り上がりを期待したい。
(島花鈴)