10年夏のある日、帝国ホテルのスイートルームに貸金業者のS氏が宿泊していた。S氏は芸能人にも顧客を持つ人物で、舛添氏とは長年のつきあい。カネを貸すことも献金することもあるという支援者だ。
その日の夕方、S氏の部屋を旧知のジャーナリスト・O氏が訪れていた。そこへ突然、舛添氏の東京事務所の女性秘書が飛び込んできたのである。一部始終を目撃したO氏が語る。
「50代後半ぐらいのぽっちゃりした女性でした。女性はS氏に相談があるというので、私はスイートルーム内の隣の部屋に移動した。ところがドアが少し開いている状態だったため、2人の会話が聞こえてきたのです。なんと、変態SMプレイの話題でした」
O氏によると、女性の相談内容は次のようだった。
「舛添はHしたくてしょうがない人なんです。Hしたい時、そういうそぶりをするので、それには応じています。ところが、ある日突然、ロープで縛られた。痛いし、初めてのことだったのでビックリしました。縛るのだけは嫌だからやめてくださいと頼んだんですけど、Hが佳境にさしかかると、どうしても縛ろうとする。もう(秘書を)辞めたいんです‥‥」
この時、舛添氏は妻帯者。女性とは不倫関係だったことになる。O氏が続ける。
「女性が帰ったあと、S氏は『アイツにはそんな癖があったんだねぇ。普通にHするよりも、縛ったまますると興奮するんだって』と苦笑していました。その後、女性は秘書を辞めたそうです」
どんなHの趣味を持とうと自由だが、秘書を退職に追い込むほどの独りよがりな人間性には顔をしかめざるをえない。ちなみに舛添氏は2度の離婚と3度の結婚歴があり、現夫人との間に子供2人のほか、2人の愛人との間にも計3人の婚外子がいる。舛添氏は下半身に火薬庫を抱えているも同然である。