元テレビ東京で現在フリーアナの秋元玲奈が1月27日放送の「ダウンタウンDX」(日本テレビ系)に出演し、“テレ東独自のカメラアングル”について言及している。この日のテーマは「女性アナウンサーSP 民放キー局ぶっちゃけ裏話」で、秋元は元テレ東京代表アナとして登場し、同局の“都市伝説“を紹介した。
いわく、「テレビ東京ならではのカメラアングルが存在する」とのことで、「それが『YC』っていうんですけど」と“YCアングル“について語り始める。秋元は「当時、スポーツニュースに大橋未歩さんとかが出演していて、女性アナウンサーを前から撮るだけじゃなくて、横のバストアップを撮るカメラアングルを多用していたらしくて」と明かし、どうやら「YC」とは“横から見た胸“という意味のようだ。伝聞だが、収録中にはディレクターらが頻繁に「YC!」と声かけ、事あるごとに女性アナウンサーの胸を横の角度から撮影していたという。
これに、元フジテレビの木佐彩子や中村仁美のほか、元TBSの吉田明世らも「えー!」と仰天。中村が「YCが無い人はどうするんですか?」と胸が小さいアナへの対応に関して尋ねると、秋元は「当時、テレ東のアナウンサーはナイスボディーの方が多かったので、入社試験を受ける時は、YCが無いと通らないと思って、試験の時に(胸に)ティッシュを詰めていきました」と暴露していた。
なお、2015年12月5日放送の「ジョブチューン ~アノ職業のヒミツぶっちゃけます!」(TBS系)では、元テレ東の亀井京子アナが、この秋元の証言を裏付けるエピソードを披露。亀井は「テレ東にしか存在しないカメラ割りがある」と切り出し、カメラマンに渡される同局の台本には、“横からのバストカット“を意味する「YC」に加え、「UC」との記載があるのだという。
彼女によると、この「UC」は“上からのバストカット“を指し、実際に亀井も真上からカメラを抜かれたことがあり、“モロ見え“状態になったと回想していた。
「過去には亀井が、そして、今、秋元が証言したことで、そうした特殊アングルの都市伝説に関して、『テレ東ならやってそう』との反応が散見されています。実際、テレ東にはOGや現役含め、大橋未歩、鷲見玲奈、相内優香アナ、森香澄アナなど、とりわけ上半身のスタイルが抜群なアナが多いことも伝説に真実味を帯びさせているようです。ネット上には、《YCには笑った。テレ東は独自路線でいいと思う》《YCが出た時に鷲見玲奈がよぎった…。それだけ数字に跳ね返ってたんだろう》《鷲見さんの競馬番組はYCアングルだらけだった》《鷲見玲奈さんの顔が浮かんできました》《勝負に勝つには戦略が必要だったのか》《今は森香澄のYCを楽しみにしております》といった声が並びました」(テレビ誌ライター)
テレ東が“開発した”という伝説がますます強調された形の「YCアングル」。伝説の真相はともかく、男性視聴者のハートを掴むには十分なものだったといえそうだ。
(木村慎吾)