「news23」(TBS系)でMCを務める小川彩佳(37)が、視聴率低迷により「キャスター業のピンチ」に陥っていることをご存じの人も少なくないだろう。
TBS関係者が明かす。
「彼女は『news23』に起用されて3年目ですが、局内部ではキャスター交代論が根強く出ていて、そのポジションは安泰ではない。秋の改編で降板する可能性も存分にあり得ます。背景にあるのは『生え抜き路線』と『離婚スキャンダル』。山本恵里伽アナや日比麻音子アナら報道番組を任せられる自社の若手アナが着実に育っていることもあり、上層部でも『もっと積極的に生え抜きのアナを使うべき』との意見は日増しに強くなっている。さらに小川の立場を急激に悪化させたのが、昨年発覚した離婚。元夫の浮気が原因で彼女に責任はないのですが、報じられた経緯があまりに生々しく、小川自身にもスキャンダラスな印象がついてしまいました」
離婚によってシングルマザーとなった小川は、
「元夫から慰謝料と養育費を受け取っているといっても、子供を育てていく不安は常にある様子。前夫について恨み節を漏らすことはないものの、口癖のように『もっと働かないといけない』と周囲の関係者に言っているんですよ」(TBS関係者)
そんな小川がここにきて、新たな野心が芽生えたというのだ。それがなんと女優業なのだが、そこに活路を見出していることにも理由がある。ドラマ関係者の話。
「フリー転身後は報道番組一本のスタンスだった小川ですが、このところバラエティー番組出演を解禁する意思を示しているほか、女優活動への意欲も漏らしているんです。かつてテレビ朝日在籍時の18年に米倉涼子主演のドラマ『リーガルV』で女刑事を演じたことがあるほど。彼女は親しいスタッフに『出られるなら恋愛モノのドラマにも出たい』『一度の人生なのでいろいろとやってみたい』と語っているんです。お金の問題だけではなく、これから大きくなる子供に強い母としての姿を見せたいという気持ちがあるのではないでしょうか」
持ち前の美貌と今後の生活を考えると、女優業への進出は何ら不思議ではないのだが‥‥。
4月末でフジテレビを退社する久慈暁子アナ(27)もまた、女優としての活躍を画策しているという。
「フジを辞めることが決まって以降、同僚で入社時から昵懇のドラマスタッフに対して『これからは女優として使ってほしい』との売り込みを熱心に行っているんですよ。彼女自身、フリー転身後の仕事獲得に不安があるようで『無茶苦茶イヤな女の役でもやる』とまで猛アピールしている。モデルとして活動していた大学時代に培った芸能人脈もフル活用して、アナウンサー、女優、モデル、タレント、司会と『超マルチフリーアナ』を目指しているんです」(テレビ局関係者)
そんな久慈アナの今後を左右するキーパーソンが「お笑い向上委員会」で共演する明石家さんまだった。
「彼女がさんまに対して『退社後も向上委員会でアシスタントを続けさせてほしい』と懇願したことが話題となりましたが、さらにさんまには『踊る!さんま御殿!!(日本テレビ系)に呼んでほしい』『関西のラジオ番組に出させてほしい』と、なりふり構わずおねだりしている。入社時から久慈アナと接してきた周囲の人間を『こんなにしつこい性格だったのか』と驚かせています」(テレビ局関係者)