まずはGII「第6回レディースオールスター」(2月22日~27日/@ボートレース桐生)の回顧から。
相変わらずクジ運が悪く、抽選で引いたのはワーストモーターの33号機。ただ、初日1Rで1着が獲れましたし、乗り心地自体はそれほど悪い感じではありませんでした。新モーターになってからまだ4節目。素性はこれから、といったところでしょうか。
それよりも、冬の桐生名物「赤城おろし」と呼ばれる風への対応が難しかったですね。5日目以外は全て安定板を装着してのレースで、周回短縮になることも。せっかく重い体重を生かして走ろうと思っていましたが、それ以上に調整が難しかったです(苦笑)。
残念ながら準優勝戦には乗れませんでしたが、たくさんの応援、本当にありがとうございました。来年もオールスターに選出されるよう、これからも頑張っていきたいと思います。
さて、今週はボートレース宮島(広島県廿日市市)で「ヴィーナスシリーズ第23戦 第7回マクール杯」(3月13日【日】~18日【金】)が開催されます。
東京支部からは栢場優子さん(B1級)をはじめ7人が出場しますが、中でも注目するのが08年に空手世界一(第19回世界空手道選手権大会の53キロ級で優勝)に輝いた藤原菜希さん(B1級)。昨年6月、約1年ぶりに復帰してからは男女混合戦が多かったのですが、久しぶりの女子戦になります。
菜希さんって、見た目も少年っぽいですが、普段から男の子のようにイタズラ好き。例えば宿舎におもちゃのゴキブリを持ってきて、私のベッドに忍ばせたり。私がビックリして悲鳴を上げると、大爆笑して喜んでいましたね(笑)。
今度会ったらどんなふうに楽しませてくれるのか。また一緒に走れる日を楽しみにしています。
ちなみに菜希さんの過去3節を見ると、2節で準優勝戦に進出するなど調子はよさそうなので、ここも男子顔負けの豪快な走りを見せてくれると思いますよ。
私のほうは、コロナ禍で外出もままならないため、1人の時は実家に戻って、かわいさが増すばかりの愛犬・プリンに癒やされています。ただ、会う機会が減っているせいか、このところ距離感が微妙に変化してきて、ちょっと寂しいです。
【富樫麗加選手・今後の出場予定】
3/6~3/11「オールレディース あまがさきピンクルカップ」(尼崎)、3/16~3/21「坂井市制16周年記念」(三国)
富樫麗加(とがし・れいか):1989年11月8日生まれ。東京支部所属。112期。A2級。13年のデビュー後、白百合女子大卒のお嬢様レーサーとして一躍人気者に。17年5月、ボートレース下関で行われた「トランスワードトロフィー2017男女W優勝戦」で初優勝。21年3月、ボートレーサーの今泉友吾選手と結婚。