元巨人の江川卓氏と言えば、1987年の現役引退後、野球解説者を務め、1994年4月2日からスタートしたスポーツニュース番組「スポーツうるぐす」(日本テレビ系)のメインキャスターに抜擢。後に、「SUPERうるぐす」に改名して2010年3月28日まで継続され、後継番組の「Going!Sports&News」でも昨年12月25日放送回までコメンテーターを務めてきた。野球のみならず、様々な分野に見識を持ち、ウイットに富んだ語り口調が長きに渡りお茶の間の好評を得てきた理由だろう。
その江川氏が、自身のYouTubeチャンネル〈江川卓のたかされ【江川卓 公式チャンネル】〉を、〈【ストレート論】江川卓のストレートの投げ方・握り方大公開!良い直球を投げたいなら絶対に○○を練習しろ!〉と題して更新(2月26日付け)。ピッチャーを志す若者に対して、「必ず遠投をして下さい」と、効果的な練習方法を提言するとともに、「人間の肩はボールを投げるようにできてないです…」といった驚きの発言にも及んだのだ。
動画で、遠投の効果については、距離が増えるほど、肘、肩、足腰などの使い方が良くなっているバロメーターになることを江川氏は指摘。そして、こう続けたのだ。
「ボクの見解ではボールを槍…何万年か前の人も槍を持ってイノシシを追いかけて、投げて、すごく良い当たりをした人は肩を壊していると思います」
江川氏いわく、人間の肩は上から物を投げる構造にはなっておらず、理想はアンダースローなのだとか。ゆえに、当時の槍当て名人や、現代の名ピッチャーと言われる人ほど、肩を壊す傾向にあるのだとし、スタッフから笑いがこぼれると、「変な結論になりました?いや、正しいんですよ、研究した結果、そうなってます!」と結んだのだった。
江川氏のオモシロ研究結果…読者諸兄の見解はいかがだろうか?
(ユーチューブライター・所ひで)