芸能

芸能カップル「愛と憎しみの修羅場」事件録〈世間震撼「センセーショナル報道」〉(1)近藤真彦は金屏風会見で中森明菜と「友情握手」

 ワイドショーの歴史は、壮絶な男女の諍いとともに歩んできたと言っても過言ではないだろう。映し出された人間ドラマの数々はいずれも生々しく、お茶の間の目を釘付けにしてきた。

 89年7月、中森明菜(56)は恋人だった近藤真彦(57)の自宅マンション浴室で左ヒジに深い傷を負い、血まみれで発見された。幸い命に別状はなかったが、同年大晦日に双方揃って、なぜか金屏風をバックに謝罪会見を開いたのである。

 自殺未遂の原因として、近藤からレース資金として大金を無心されていたことなどが取り沙汰された。芸能レポーターの城下尊之氏が振り返る。

「2人は85年公開の映画共演をきっかけに交際が発覚するのですが、その後はマッチに貢ぐ関係になっていきました。加えて、家族にも金銭面で苦労させられていて、本当にかわいそうでしたね」

 当時の明菜は、銀行から億単位の借金をして母親や兄弟がオーナーを務める飲食店の開業資金を援助。それも大半が1年以内に閉店するなど、家族との間にも軋轢が生じていた。その仲を取り持っていた所属事務所にも不信感を抱くようになり、精神的に追い詰められていたようだ。結果、同年12月に独立を発表するとともに、先の会見に至ったのだ。当時を知る、芸能プロのマネージャーが語る。

「会見はマッチのイメージ回復を図りたいジャニーズ事務所の主導で行われ、独立したばかりの明菜は“主役”ながらも、当日までほとんど蚊帳の外だったようです。会見場に金屏風が置かれていたことから、明菜が婚約会見とダマされて出席したという噂もありました」

 会見の最後、近藤が明菜を促す形で「友人」として握手を交わしたが、何とも後味の悪いものだった。

 芸能レポーターの石川敏男氏はこう嘆く。

「聖子とマッチのニューヨーク密会がなければ、明菜の自殺未遂もなかったのではないかと思います」

 そう、近藤と松田聖子(60)の密会が発覚したのは自殺未遂の直前だった。聖子は当時すでに恋多き魔性の女として君臨していた。

 81年に交際が発覚した郷ひろみ(66)との破局からわずか2カ月後の85年に神田正輝(71)と婚約。97年に神田と離婚した後も“ビビビ婚”を含め、2度再婚している。

 人妻期間中も、原田真二(63)や米国人無名俳優のジェフ・ニコルスやバックダンサーのアラン・リードなどとの不倫疑惑が次々と取り沙汰されたものだ。

 愛憎スキャンダルに詳しい、芸能ジャーナリストの張本茂雄氏もあきれ返る。

「郷と別れてすぐに神田と“聖輝の結婚”をした時は、別離会見でのあの涙は何だったのかと狐につままれた思いでした。その後、3年に及ぶ不倫の末に暴露本『真実の愛』(駿河台企画)を出版したジェフ君が『聖子のアソコは魚の匂いがする』と衝撃の告白をしています。“セイキの結婚”とはこのことだったのかと合点がいった瞬間でした。なぜアソコが魚の匂いなのか。一応、『青い珊瑚礁』から来た『小麦色のマーメイド』だから、ということにしました」

 ジェフとの不倫騒動について、城下氏が回顧するには、

「不倫関係が明らかになった際、ニューヨークで神田さんと聖子さんが落ち合って日本に帰国したことがありました。動く歩道での取材だったのですが、誰も暴露本の件を聞かないので、僕が『松田さん、不倫について書かれているんですけど、どうなんですか』と問いかけたんです。すると神田さんが『よく知っているのに、そんな質問することないじゃないか!』と怒って柵を飛び越えてこっちに来ようとしたんです。その時、聖子さんはニコニコ笑っていたんですが、のちに神田さん曰く『俺の手を押さえつけていたんだよ。凄いよね』って」

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