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若き日の白鵬、「ほろ苦い勝ち越し」後の名古屋場所で襲われた“運命の一撃”!

 大相撲春場所が盛り上がりを見せている。3年ぶりの有観客開催にナニワの好角家の目線が熱い!

 3月17日(木)、荒れる大阪場所は序盤を終えて、5戦全勝は平幕の高安(たかやす)のみ。5日目新大関・御嶽海(みたけうみ)に土がつき、4勝1敗。新三役では、新関脇・若隆景(わかたかかげ)が初日から好調を維持しつつの4勝1敗。初日こそ敗れたものの盛り返した新関脇・阿炎(あび)は、ツッパリ相撲の勢いそのままに、4勝1敗と波に乗ってきたが、新小結・豊昇龍(ほうしょうりゅう)は、5日目若隆景に寄り切りで敗れ、2勝3敗の黒星先行である。

 カド番大関・貴景勝(たかけいしょう)は、明生(めいせい)を下し、調子を上げての3勝2敗。もうひとりのカド番大関・正代(しょうだい)は、5日目でようやくの初白星を上げたものの、初日から4連敗の1勝4敗と後がない。

 盤石と思われた横綱・照ノ富士(てるのふじ)だが、2日目大栄翔(だいえいしょう)に続き、玉鷲(たまわし)に敗れ、早くも2敗。押し相撲にそもそも苦手意識があるのか、玉鷲には初場所に続いての2連敗。土俵下に崩れ落ちる横綱の姿は、中盤以降に不安を抱かせるもので、いよいよ、「春の嵐」本番の気配である。

 さて、同時進行相撲マンガ「白鵬本紀」第45番は、「挫折する大関取り」。

 2005年五月場所。20歳になった白鵬は関脇2場所目に挑むものの、9勝6敗と手放しでは喜べないほろ苦い勝ち越しであった。どこか、精彩を欠き、「確かに順調といえば順調でしたが、自分としては何か物足りなさを感じていました…」と当時を述懐する白鵬である。

 そして、迎えた05年年七月名古屋場所。運命の中日(なかび)8日目、普天王(ふてんおう)戦を迎えることになる。白鵬を襲う“運命の一撃”とは、はたして…。

「白鵬本紀」第45番「挫折する大関取り」は、3月22日発売の「週刊アサヒ芸能」3月31日号に掲載。はっけよい!待ったなし!!

 なお、今号では、モンゴルの大先輩・旭天鵬(きょくてんほう)こと6代大島親方に独占取材を敢行!身近で知る「素顔の白鵬」を語ってもらった。

「記憶に残る取組は朝青龍関に勝った金星と63連勝後、稀勢の里関に負けた一番です!」と語った白鵬。数々のライバルたちとの名勝負を描いたトクマコミックス「白鵬本紀」第3巻「生涯のライバル現る!」が発売中である。日々、勝負しなければならない男たちに、その本質を教えてもくれるエキサイティングな若き日の白鵬が躍動する「白鵬本紀」第1巻「英雄の子」、第2巻「白鵬のいちばん長い日」と併せ、一気読みのチャンス到来と言えよう。

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