元プロ野球選手の川相昌弘氏は、通算533本の犠打バント世界記録保持者。成功率は9割を超え、“バント職人”とも称された。
現在は巨人のファーム総監督に就任しており、YouTubeチャンネル「読売ジャイアンツ」の3月22日付投稿動画に登場。打撃投手を務めたところ、抜群の制球力を見せつけ話題となった。
動画ではキャンプ中、石川慎吾を相手に打撃投手をする川相氏の姿が。10球以上を投げ、そのストライク率の高さを映像では2倍速に編集してコミカルに披露している。一通り打撃練習を終えた石川は「すげえ!さすが世界一。すげえ、全部ストライク!」と感嘆し、現役時代のバント成功率同様、ストライク率の高さをカメラスタッフが絶賛すると、「ありがとうございます。ハイ、そうなんですよ。ストライクが入っちゃうんですよ!」と上機嫌の川相氏なのだった。
コメント欄には〈職人は何をしても上手いのですね〉〈桑田コーチより凄い制球力〉とのコメントが見受けられたが、川相氏は岡山南高校時代、投手として2度、甲子園に出場。3年時の春の選抜大会では、敗れはしたものの荒木大輔氏(早稲田実業)と投手戦を演じている。
石川をはじめ、川相氏に鍛えられたファームの若手たちが川相氏のような職人に成長して、巨人優勝に貢献する姿をこれから楽しみに待ちたい。
(ユーチューブライター・所ひで)