元プロ野球選手の清原和博氏がYouTubeチャンネル〈清ちゃんスポーツ〉で、28年ぶりに達成となった佐々木朗希(ロッテ)の完全試合について言及。曰く、「確かにボールは素晴らしいんですけど、その中には、ZOZOマリンスタジアムの風があるんですね」。その深意とは…。
〈【熱論】世間を騒がすあの事件を徹底解説!!〉とした4月28日の投稿回。「投げる精密機械」と呼ばれ、ロッテに籍を置いた経歴のある小宮山悟氏も、マリンスタジアムではナイスピッチングをしていたそうで、清原氏の記憶では、球場の強い風と相まって、緩いカーブがよく曲がったそうだ。
ゆえに、この風が佐々木のシュートの曲がりを後押ししたのではないか、と指摘。
佐々木の完全試合で並ばれるまで単独の日本記録だった、野田浩司(オリックス)の1試合最多奪三振「19」も、千葉マリンスタジアムで作られたもの。その決め球はフォークだった。
佐々木が勝利するも、打ち込まれた4月24日のオリックス戦は京セラドームだったことを挙げた清原氏は、バッター目線で持論を展開した。
「完全試合という、2試合しそうになったっていう佐々木朗希投手のハードルを上げ過ぎると、佐々木投手がかわいそうだなと…」
シーズンは始まったばかりだが、「千葉の風」が佐々木の背を押してくれることを願う今季の野球ファンは多いことであろう。
(所ひで/ユーチューブライター)