太川陽介の「ローカル路線バス乗り継ぎ対決旅 鬼ごっこ6」が5月4日の「水バラ」(テレビ東京系)で放送。勝敗とともに注目を集めたのは、「ヤラセ」の有無だった。
太川のバス旅は以前から、ヤラセを疑う声が上がっている。僅差の戦いを生み出すために、有利なチームの芸人がわざと足を引っ張っているのではないか、というのだ。
4月6日の「ローカル路線バスVS鉄道 乗り継ぎ対決旅11」で、疑惑は頂点に達した。芸人の牧野ステテコがミッションクリアに必要な卵が入った袋を放り投げ、割ってしまうというアクシデントが起きると「袋を投げた動きが不自然」「わざと投げたのではないか」と指摘された。
この回のすぐ次が、今回の鬼ごっこ第6弾。そのため、大いに注目されたのだ。
ここで足を引っ張る役に挙げられたのは、お笑いコンビ「ラランド」のニシダ。彼の一挙手一投足に視線が注がれた。
結果はどうだったのか。ヤラセを疑われる行動はあったのか。テレビ誌ライターが証言する。
「結論から言うと、足を引っ張るような行動はありませんでした。むしろリーダーの太川を助ける行動が多かった。今回、ヤラセはないように見えました」
ではこれで疑惑は払拭されたとみていいのだろうか。
「今回は有利なチームの足を引っ張る方向から、不利なチームのメンバーの底上げをするのに変更したのではないでしょうか。鬼ごっこにおいて有利なのは明らかに太川チームで、不利なのは松本利夫チームです。松本チームはこれまでDJ KOOや弁護士の本村健太郎氏、登坂淳一アナ、スギちゃんと、フィジカル的に足手まといになる人物がいました。それが今回は金子貴俊とユーチューバー『ヴァンゆん』のゆんと、走れる人で固めてきた。実際、走って相手との差を縮めています。こうして僅差の戦いが実現しました」(前出・テレビ誌ライター)
順番でいえば、次のバス旅は「ローカル路線バス乗り継ぎ対決旅 陣取り合戦」。ここでまた疑惑が浮上するのか、再び注視する必要がありそうだ。