海老蔵の競馬好きが報じられたのは、小林麻央と結婚後、今から10年ほど前に遡る。競馬ライターが述懐する。
「海老蔵は13年の天皇賞春の表彰式でプレゼンターを務めるため、東京競馬場に来場。ところがメインレース前の3~7Rを3連単で連続的中するという神業を成し遂げたんです。本人もこの人生初の5連勝に大はしゃぎ。ブログに『もはや神です』と喜びの報告をしています。海老蔵の予想方法は意外にオーソドックスで持ちタイム、血統、距離実績、騎手、枠順、コース適性などのデータを考慮したうえで判断している。特にパドックを重視しており、馬の状態を最終チェックしてから買い目を決めることもあるようです。本命党ではなく穴党で、馬券に妙味のある穴馬を見つけたらその馬を軸に手広く3連単ボックスなどで勝負している。そのため大金ジャックポットを引き当てることが多い。もちろん買い目が多く配当が低めに出た場合には、当たってもトリガミになってしまうのはご愛敬でしょう」(デスク)
特に予想が冴え渡った13年は、春のGI最後を飾る宝塚記念でもみごとに万馬券をゲットしている。
「単勝5番人気のダノンバラードを軸に1番人気ジェンティルドンナ、2番人気ゴールドシップ、3番人気フェノーメノなど人気サイドへ流す3連単マルチで勝負。結果は、ダノンバラードが2着に粘って2万3420円と万馬券を獲得しています」(デスク)
さらに上目に出たのが、16年秋GI初戦のスプリンターズステークスだった。
内枠1番に入ったビッグアーサーが単勝1.8倍と1本被りの一番人気に推されたが、結果は12着惨敗。3番人気レッドファルクスと2番人気ミッキーアイルに9番人気のソルヴェイグが突っ込み、3連単は18万60円と、1800倍の大荒れ。
「海老蔵はブログでこの3連単をとったことを報告しています。そればかりか、同日にパリ・ロンシャン競馬場で行われた凱旋門賞でも3連単を的中させているんです」(競馬ライター)
凱旋門賞の馬券が国内で発売されたのはこの日が最初。しかも、日本からはダービーを制したマカヒキが初挑戦、1番人気となったことで日本の競馬ファンも大いに盛り上がった。
「海老蔵は、人生初の凱旋門賞に『16頭全ての単勝を買った』と鼻息も荒くブログで報告。しかし、マカヒキが14着に惨敗という結果に、『残念、でもごめんなさい3連単とりました。でも、喜べぬ。でも取れた!』と3800倍の超高配当でも素直に喜べない胸中を明かしています」(競馬ライター)
同日GIのW的中はまさに異次元レベル。その収支は億越えのプラスとの声がもっぱらだった。