阪神・矢野耀大監督の今季限りでの退任が報じられたのは、去る1月31日。退任の花道を飾ろうと選手の奮起も期待されたところだが、開幕からまさかの9連敗。優勝争いはどころか、最下位を突っ走ることに。
そんな矢野監督の後任として、球団OBの川藤幸三氏が司会を務めるYouTubeチャンネル〈川藤部屋 川藤幸三&横田慎太郎 kawato kouzou&yokota shintaro〉で手を上げる人がいた。2004年から08年まで阪神の監督を務め、05年にはリーグ優勝に導いた岡田彰布氏である(5月7日付け投稿回)。
「オカのとこに監督の話がきたらどうする?」。川藤氏がこう話を振ると「それは考えますよ。ずっと歯がゆい、この何年間ね。勝てる時も勝てんかったしね。勝てるチャンスは何回かあったけど…」。
阪神での監督最終年は、巨人に首位を許すも、82勝59敗、貯金「23」での2位だったことから「最近、あの時、なんで辞めたんやって言われるもんね。(中略)貯金23で辞めた監督いてないからね」と、自信のほどを垣間見せたのだった。
さらに阪神浮上の策として「7月までトレードあるから、3人ぐらいレギュラー出して…」と、佐々木朗希(ロッテ)との「1対3」トレード示唆も、冗談めかして飛び出した。
佐々木獲得は放言にしても、「第2次岡田政権」に向け、満更でもない様子だが…。
(所ひで/ユーチューブライター)