女優の黒木瞳が、5月11日放送の「ごぶごぶ」(MBSテレビ)に出演。宝塚音楽学校受験の際、ある男性から支援を受けていたことを明かした。
MCの浜田雅功から「宝塚を受験する時って、お金はいるんですか?」と聞かれ、黒木は「受験料が私たちの時は1万円でした。願書を出すのに」と返答。それが高校3年生のときだったそうで、浜田が「高3で1万円って、それは親に言うて出してもらったんですか?」と聞くと、黒木は当時のエピソードを明かし始めた。
黒木は「もともと音楽大学を目指していて、ピアノと声楽をやっていて、でも宝塚を福岡公演で観て“あんな素敵なところはない”と思って宝塚音楽学校に電話したんです。そうしたら、その時の先生が『去年の入試要項を送ってあげます』っておっしゃって、送ってくださった」と回想。
続けて「(入試要項を)見たら年齢制限があって、中卒から高卒、15歳から18歳までの方が受験資格があると。じゃあ、私は(年齢的に)最後じゃない! 願書だけ出しとけ、と思って。それで、当時付き合ってたボーイフレンドに『1万円貸して』って言って」と照れ笑いし、浜田を驚かせていた。
「黒木は当時、すでに熊本県の音楽大学への進学が決まっていましたが、そちらを蹴って1979年4月に宝塚音楽学校に入学しています。今回の番組では、音楽大学合格後、宝塚の試験まで1週間あったので、その間だけバレエ教室で踊りを練習したとも明かしていました。受験料はカレ氏に借りて、踊りの練習は1週間だけ。それで宝塚に受かったというのですから、なんだか格好いいですよね」(芸能ライター)
昔から大物感があったようだ。
(鈴木十朗)