日本の軍国化を非難する韓国には立派な「国防軍」がある。しかも北朝鮮との臨戦態勢にある韓国軍の装備は、自衛隊より豪華絢爛なものとなっている。ところが、自国開発した兵器は誤作動の連続だ。世界中が失笑せずにはいられない、自爆覚悟の“珍事件”をお届けしよう!
韓国の最新鋭戦闘機F-15Kについて軍事評論家が語る。
「自衛隊にもF-15Jがあるのですが、韓国のものはソフトウェアが最新のもので、性能だけは自衛隊より上です」
72年の初飛行から現在まで、F-15シリーズが対空戦闘で撃墜された記録はない。空を支配し続けた最強の戦闘機だが、韓国のF-15Kは思わぬモノに“撃墜”されている。
「マンホールです(笑)。07年2月に、地上を移動していた時、どう誘導したのかマンホールに右のタイヤが落っこち、そのまま右の主翼が大破したのです。マンホール工事が手抜きで、板の上にセメントを塗っていたことが原因でした」(軍事評論家)
1機126億円のアジア最強をうたう戦闘機だが、まさに「落とし穴」にハマった結果、その機体は生産された米ボーイング社に送り返されるハメになったのだ。また、思わぬハプニングが生じたこともあったという。
「10年7月のこと、当時、韓国国防軍空軍大学校の少将(当時)が、F-15Kの後部座席に搭乗していた時に事件が起こりました。どういうわけか脱出装置のレバーを引いてしまったのです」(軍事評論家)
絶叫とともに、シートごと空に射出された少将殿は、自動的に開いたパラシュートで無事、地上に生還した。ところが問題はここで終わらなかった。
「戦闘機の脱出装置は、キャノピー(風防)を火薬で吹き飛ばし、座席の下の小型ロケットで打ち上げます。現在の空戦はレーダーとコンピュータを使うので、コクピットは特殊な電子装備に囲まれています。射出された時の高温の熱でコクピット内にある数億円の設備が全部壊れてしまった」(軍事評論家)
脱出装置は、作動時にキャノピーが吹き飛ばず、首を骨折する事故が起こることもある危険なものだ。無事、装置が作動したのだから、この部分だけは韓国の整備能力を称賛したい。軍事ジャーナリストの井上和彦氏が語る。
「マンホールというのは、私が知っている韓国国防軍のお笑い事件NO1です。どう誘導したらハマるのか(笑)。韓国は、全て対日優越感を得るために兵器体系を選んでいるフシがありますね」
何より、この戦闘機には攻撃時に致命的な欠点があるという。ある防衛省関係者が指摘する。
「搭載される空対地ミサイルを誘導する電波の周波数が、韓国の一部携帯電話の周波数と同じであることが判明したのです。つまり、誤作動でどこに飛ぶかわからず、自爆する可能性もあるため、有事の時に撃てないわけです。そこで韓国政府は、戦時になった時、その携帯電話の電波を止める措置を取らなければならないのです」