ケガ人続出で常にフルメンバーが揃わないDeNAだが、今季から加入した石井琢朗コーチ(51)が元凶だとささやかれている。
「現役時代から“練習の虫”だった石井コーチのシゴキに選手たちは耐えられなかったようです。そもそもベイスターズは、練習量が少ないことで有名。本拠地では12時半から16時までホームチームの練習時間に充てられるルールですが、15時半頃には切り上げてしまうほど。ところが、春季キャンプから石井コーチがティーバッティングやノックで叫ぶ『もう、1本!』にヘロヘロ状態。最初こそ、石井コーチの指導に目を輝かせていた選手たちですが、みるみる疲労感に満ちた表情に変化していったんです」(スポーツ紙デスク)
オープン戦で右太腿裏の肉離れと左足首の捻挫で離脱した森敬斗(20)を皮切りに、宮崎敏郎(33)、佐野恵太(27)、大田泰示(31)らが次々に離脱。それでも、番長からストップはかからないようで、
「八方美人の三浦大輔監督(48)は、先輩でもある石井コーチの指導に口を出せずにいる。コーチの暴走を止められない三浦監督に選手たちが『アンタ、優しすぎるよ』と恨み節をボヤいています」(スポーツ紙デスク)
大人数のコロナ感染も相まってずっとベストメンバーを組めずにいるが、それを練習量を増やしたコーチのせいにする虚弱体質を指摘するムキもあるが‥‥。
「馬の耳に念仏」な天才に頭を悩ませるのは中日の立浪和義監督(52)だ。
中日球団関係者が内情を打ち明ける。
「4年目の根尾昂(22)の使いどころに関して迷走中です。4月後半に『ショートをやらせる』とファームに送ったが、今月1軍選手にコロナ陽性が続出するや、外野手として1軍に呼び戻している。どうにも親会社から『地元出身のドラ1を使え』と圧をかけられているといいます」
現時点の課題は打撃力だが、アマチュア時代にエリート街道を歩んできた天才肌のセンスが邪魔をしているという。
「コーチの助言を1回聞いて『はい、わかりました』と理解していると思ったら、翌日には元に戻ってしまう。例えば、金属バットから木製バットに変わったことで、考えや体の使い方をアップデートしなくてはいけませんが、本気で変革に取り組む気がないんです。本当に頭が固いから、侍ジャパンで“指導の天才”とまで称された立浪監督が頭を抱えています。唯一の救いとして、外野守備はびっくりするほどうまいのですが、もちろん、二刀流挑戦は考えられないし、監督も音を上げています」(球団関係者)
中学の成績はオール5。まさか頭脳明晰がアダになるとは思いたくないが。