「CoCoの羽田恵里香さん、めっちゃ覚えてるねんけど、とにかく私服がダサくて『商店街のブティックみたいなところで買うな!』とか。細川ふみえさんのことを『乳バカ娘』って言ったりとか。とにかく全員、俺のことを嫌いだったと思うし、本当に申し訳ない…」
5月26日に放送された「AマッソのMBSヤングタウン」(MBSラジオ)に出演して過去を振り返ったのは、お笑いタレント・東野幸治。東野は1990年から1993年まで「MBSヤングタウン金曜日」を担当。今回、約30年ぶりの「ヤンタン」出演となり、当時のハチャメチャぶりを語ったのだ。
番組内では、東野、今田耕司、加藤貴子の3人で出演していた1992年1月3日の放送回を紹介。その直前のAマッソとのトーク中、リスナーから「東野が放送中にアイドルにビンタしてた」と、当時についてのタレコミがあったことで、東野から冒頭の猛省コメントが。
さらに東野は当時の録音を聞きながら「(加藤に)全然しゃべらせてないな…。申し訳ない」と反省の色を示しつつ、
「CMになったらテーブルの下にある雑誌なんかをずっと見たり。キューを振られたらまたしゃべり出すという感じやったから(加藤がこの番組を)ホンマに嫌だったみたいで。ある日、東京から大阪へ新幹線で行く途中にウッってなって、トイレに駆け込んだら血が出たって」と回想した。
「加藤の番組卒業が決まった際、初めてその苦悩ぶりを聞かされ、そこでようやく3人が打ち解け合ったのだといいます。加藤の『吐血事件』については、東野はこれまで何度か明かしていますが、テレビが昔メチャクチャだったとよく言われる一方、ラジオも同様だったということでしょうね」(芸能ライター)
実は東野も、昔は尖っていたのである。
(鈴木十朗)