7月6日、東京ドームで行われたプロ野球「巨人-ヤクルト戦」において、10回裏、ツーアウト1、2塁の場面で吉川尚輝が2塁打を放ち、巨人がサヨナラ勝ち。首位を独走するヤクルトの連続カード勝ち越しを「14」で止めた。
そんな吉川がサッカー日本代表の森保一監督から緊急招集!? といったひと幕が見られたのは、巨人の公式YouTubeチャンネルだ(7月7日投稿動画)。
6日の試合前、グラウンドを見守る原辰徳監督の元に森保監督が挨拶に訪れ、「(東京ドームは)元野球少年として憧れの舞台」と感激を表現した。と、そこに現れたのは、吉川。いったんベンチ裏に下がろうとしたところを原監督に呼び止められ、「尚輝はサッカー得意だったの?」と質問されると、吉川は「得意な方です」とし、なんと原監督は「森保ジャパンに入るか?」と提言。森保監督も「よろしくお願いします!」と立ち上がり、握手を求めたのだ。
ちなみに原監督は「オレはサッカーは嫌いでさ、サッカーとかバスケット上手い人はパッとボールを取るだろ?それがイヤでさ」と語っており、野球や卓球、バレーボールのように自分のテリトリーがあり、邪魔されない球技がもともと好きなのだという。
異種競技の交流といえば4日、日本ハムの新庄剛志監督が「陸上選手をドラフトにかけてもいいのかな」などと仰天プランを明かしたことが話題になった。今回の森保監督とのやり取りはもちろんジョークだろうが、原監督もスポーツ人脈が広いだけに、新庄監督の発言に触発されたのかもしれない。
(所ひで/ユーチューブライター)