それは4月1日、「とくダネ!」(フジテレビ系)の放送中に起こった。
くしくも「エイプリルフール」だったこの日、菊川怜から「どんなウソをつくんですか?」と問われた小倉智昭(66)は、
「僕なんて毎日、ウソついてますから」
と、なんとも意味深に答え、視聴者の関心は小倉の頭部に集中した。
「小倉といえば、過去にも共演した爆笑問題の太田光から髪の毛についてツッコまれたことがあるが、『髪の毛は便利なほうがいい』と大人の対応を見せて収めようとした。ところが、太田が『着脱式とか』と続けて一触即発となったことも」(芸能記者)
とはいえ、小倉がカツラの愛用者であることは自身も公言していることであり、周りが騒ぎ立てることではないのかもしれない。
「むしろ、やっかいなのは現場で気を遣わなければならなくなっちゃう人だよね」
こう口を開いたのは、さる芸能関係者だ。
「大物歌手Kは前に、バラエティ番組に出演した際に、照明が当たりすぎた後頭部がチリチリ跳ね上がってきて、周囲は笑いをこらえてた(笑)。それに大物俳優Kは着替え姿を見せないためなのか、時代劇の羽二重を自宅から着用してきて、『いや~、早起きしたから家で着替えてきちゃったよ』なんて現場に来る。あと、歌手Nが司会の番組にマッサージ師が出演した時には、スタッフから頭部マッサージをNで試させる案が出たら、ディレクターが『ダメダメダメ!』と鬼気迫る表情でやらせないようにしてたよ」
いずれにせよ、「ウソをついている」と言い放った小倉が一番ウィットに富んでいるようだ。